旅のメモ(小都市)
大規模都市はトラベルガイドなどから多くの情報が得られると思いますので、比較的情報が少ない小規模都市への出張記録などを残してゆきます。
- Montpellier, France (2019Apr)
- Tucson, Arizona, US (2019Dec)
番外編:入院時に必要なもの
Montpellier, France (2019Apr)
- 航空券:Air France でパリCDG乗り換えでMPLまでが一般的だと思われる。2019年4月現在、午前中に成田を出るケースでは、同日夜19:45にモンペリエ空港着が最短コース。
- 航空券:航空券サイトによっては、パリCDG着でオルリー空港発MPLまでのチケットが候補リストに表れることがあるので注意すること。CDGとオルリーの移動は1時間程度かかるそうなのでほぼメリットはない。
- 空港から町まで :MPL空港は小さな空港で、外に出てすぐにシャトルバス乗り場がある(表示は分かり易い)。行き先は町中のPlace d'Europe駅で所用時間は20分程度。ただし本数が少ない(曜日と時間帯によっては1時間に一本)ので、特に帰国時にはちゃんと時刻表をチェックしておくこと。
- 空港から町まで :シャトルバスの料金は1.6ユーロで乗車時に運転手に支払う。ただし、シャトルバスのあとトラム等に乗り継ぐ場合はチケットをまとめて購入できてその場合は2.6ユーロになるため、乗車時に運転手さんにどこに行くのか聞かれる。もたつかずに答えられるようにしておくとよいかも。
- シャトルバス停車場からホテルまで Place d'Europe駅は町の中心のコメディ広場からは少し離れており、徒歩25分程度かかる。ただし、町の中に高低差があり、慣れるまで地図で見るより行き方が分かり難いので、最初はPlace d'Europe駅からすぐトラムに乗る方がおそらく楽。自分はPlace d'Europe駅から歩けるAntingoneエリアのホテルに宿泊した。
- ホテルと周辺環境:コメディ広場近くの方が飲食店は多め。ただAntigoneエリアにもそれなりに飲食店はあり、食事に困るほどではない。今回泊まったAntigoneのアパートメントタイプのホテルはトラムの駅が目の前で利便性もよくオススメできる。
- 町移動:トラム(路面電車)が繁華街から大学まで行けてとても便利。切符は各停車駅にある販売機で購入でき、外国語表示も可能で外国人にもとても使い易いシステム。値段は一乗車あたり1.4ユーロで、十回券もある(10ユーロ)。ただし券売機はお札は受け付けない+お釣りは出ないので、コインかクレジットカード支払になる。トラムに乗り込んだら切符を検札機に通す。時間帯によってはトラムの本数はとても多くてほとんど待ち時間もない。今までの海外の町でモンペリエの街中の移動は屈指の楽さだった。
- 町移動:モンペリエの町の見所はほぼ徒歩で回れるが、Antigoneエリアとコメディ広場の行き来はコツを覚えないとちょっと遠回りになる。ショッピングセンター Le Polygonの建物の中に入って通り抜けると最短コースになるぞ。
- おみやげ:空港では売店も小さく案外地産品も売っていないので、モンペリエのお土産ということであれば街中で買う方がよさそう。コメディ広場から歩いていけるファーブル美術館の脇にお土産屋さんがあり、品揃えのバランスがなかなかよいのでお勧め。
- 最後帰国時注意:Place d'Europeのシャトルバス乗り場はトラムの駅の場所とは違うので注意。といっても同じ通りで少し離れているだけなので、空港バスが来れば気が付くはず。
Tucson, Arizona, US (2019Dec)
観測目的でVERITAS site訪問のケースに必要な事前準備を書き残しておく。
- ESTAの申請: ESTA=電子渡航承認システム、米国への90日以下のビザなし滞在の場合に申請が必要。オーストラリア入国時のETASのようなもの。 申請はこちらから。https://esta.cbp.dhs.gov/
- 国際免許証の準備: Tucson空港からは基本レンタカー移動、また観測所宿舎とサイトの間は観測所の車移動なので免許証は必要。ただし、空港からは観測者向けのタクシーサービス(途中で一度スーパーマーケットで下ろし、その後basecampまで連れて来る)もあるらしい。一度の買い出しで用が足りるような1週間程度の滞在向き? それ以上だと結局山を降りて買い出しにいく必要があるが、観測所の車をこの用途で使用することは一応可能であるようである。
- 安全衛生マニュアル FLWOの安全衛生マニュアルを読み、読んだことを宣誓する文書にサインをして事前にVERITAS operation managerに提出する(実際は、安全衛生講習が必ず毎シフトの頭にあるのでそこで提出してもよいらしい)。
- Ridgeとの移動の車の手配 Whipple 観測所には3つの拠点があり、VERITASがあるのは一番下のbasecamp, 宿舎があるのがそれより標高の高い Ridge(Whipple telescopeがかつてあった場所)。宿舎とbasecampの行き来は(基本)観測所の車を使う。この場合は事前に手続きが必要。(2019年12月は山の下からbasecampに通うことになったため、この手続きは行わなかった)。
- 航空券: 最寄空港は Tucson (TUS)空港、当然日本からの直行便はないので多くの場合Los Angeles(LAX)かDallas(DFX)乗り継ぎになる。到着したその日に観測に参加することは難しいので、先方と連絡しつつ日程を決める。帰国時の日程設定にも同様の問題(後述)がある。
- レンタカー:Tucson空港でレンタカーを借りる。メジャーな会社は一通りカウンターが並んでいるので迷うことはない。
- 宿泊:ドミトリー以外:帰国時の空港ホテル帰国時は ほとんどの場合においてTucsonを朝に出発する便を利用することになるため、観測時間の短い夏場を除いて、観測終了直後の朝の便を取るのは相当にリスクが高い。幸いなことに空港の徒歩圏内に複数のホテルがあるので、ここまで移動してレンタカーを返却し、一泊して翌朝出発することになる。ただし朝なのでチェックインできない可能性も考慮すべし。
- 宿泊:ドミトリー以外:Green Valleyアパートメント、観測所近くのホテル 2019年12月はご厚意でGreen Valleyのアパートメントに滞在させて頂いた(Ridgeとの標高差1000mを上り下りする必要もなく、スーパーマーケットも近く通勤も楽である)。正直 Ridgeから通うより山の下から通う方がトータルでのメリットは大きい気がする。アパートメントが借りられない場合、60 $/night程度のホテルはGreen Valley (件のアパートメントのすぐ近く)に1軒ある(それ以外は100$以上の高級ホテルしかない)。ただしホテルでは昼間がうるさくて寝られない可能性は考えておくべき。アパートメントにこのホテルのアメニティらしきものが沢山置いてあったということは、このホテルに泊まった人が結構いるといいうことだが...?