乗鞍観測所


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高山における宇宙線およびそれに関連する研究を行うための観測施設として、 昭和28年に設置された。

所在地・設備

     所在地 (交通案内の詳細はここ)
           〒506-2254 岐阜県高山市丹生川町岩井谷乗鞍岳
           TEL: 090-7408-6224 
           FAX: 090-7721-5674(TEL兼用)※衛星電話

     地理的位置
           北緯36度6分, 東経137度33分

     標高
           2,770 m (平均気圧 720 hPa)

     自家発電機
           交流 70 kVA 3 基

     連絡所
           鈴蘭連絡所 〒390-1513 長野県松本市安曇4306-6
           TEL: 0263-93-2211

施設利用

観測所の維持管理は、本観測所職員によって行われ、年間を通じて施設の利用(但し冬季は自動運転試行中)は可能である。

観測所で長期に行われる研究計画の採択は、宇宙線研究所の委員会で決められ る。短期的な利用に関しては、観測所長に直接申請することにより、許可を得 ることができる。毎年、10件程度の宇宙線観測に関係する研究テーマが実施され、 国内の大学、研究所の多くの研究者により利用されている。

研究の種類と観測装置

現在行われている主な研究は、太陽活動に伴う高エネルギー太陽宇宙線の観測 による粒子加速の研究、高エネルギー銀河宇宙線強度の時間変動の観測による 太陽圏磁場構造の研究、等である。これらの研究のために、高精度中間子強度 観測装置、空気シャワー異方性観測装置、太陽中性子観測装置、中性子モニター 等の観測装置が年間を通じて稼働している。

最近の太陽活動期においては、1989年9月23日に起こった大きな太陽フレアー に伴う宇宙線の異常増加を30年ぶりに観測し、粒子がフレアー時に数10 GeVの エネルギーまで加速されることが証明された。また、91年6月4日のフレアーで は、100 MeV以上の太陽からの中性子も観測された。これは、9年前のヨーロッ パの観測に次いで史上2番目の観測であるが、今回は上記の三つの装置で同時 に観測されたものであり、信頼度が高く、貴重なデータとなっている。

現在(西暦2008年)は新しい太陽活動期に入っており、 大規模太陽中性子観測装置や、 銀河宇宙線によりつくられるミュー粒子の観測装置 が作動している。

乗鞍観測所 (夏季)


観測所南側面、北方山頂に「コロナ観測所」。

観測所南西側から。

東側面から北を見る。右赤い屋根は「朝日の小屋」。

「朝日の小屋」北側から南方向を見る。

「肩の小屋」の向こうは松本平野方面。

南方「剣が峰」山頂へ登る人々。

観測所東側面から南方「朝日岳」を見る。

観測所北側から「剣が峰」(左の山)を望む。

観測所北西から「剣が峰」方面を見る。ガスが濃い。

山頂近くの「権現池」。9月、残雪が見える。

高山植物。


創立50周年

本観測所は平成15年に創立50周年を迎え、安曇村(現在は松本市安曇)乗鞍観光センターにおいて記念祝賀会が行われました。 祝賀会の様子はこちらの写真をご覧下さい。


濱田総長が乗鞍観測所を訪問

2010年8月21日に濱田総長が乗鞍観測所を訪問されました。 訪問の様子はこちらの写真をご覧下さい。



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