佐藤文隆
" いまさら量子力学 ν振動、重力波検出、・・そして科学と社会 "
最近の大スケール実験は量子力学原理の実験にもなっている。量子力学の謎は「ボーア・アインシュタイン論争」で決せられるのではなく実験で決する時代になった。確率の「hのない量子力学=量子情報理論」はツールか実在の法則か?Feynmanがいうように「The “paradox” is only a conflict between reality and your feeling of what reality “ought to be”」つまり「未練」なのか?,「孤独になったアインシュタイン」はなぜ生まれた? 量子力学が抉りだす実在と人間の関係とは?そこから見える科学と社会の学問論とは。