宇宙線研究所共同利用研究会
「ガンマ線バースト研究の新機軸」

2017年11月21日(火)-23日(祝) @ 東京大学柏キャンパス 総合研究棟大会議室
主催:東京大学宇宙線研究所、金沢大学

宇宙で最も激しい爆発であるガンマ線バーストには、高エネルギー天体現象の未解決問題が凝縮されている。起源天体とその形成、相対論的ジェットの加速機構、ガンマ線放射機構、相対論的衝撃波と高エネルギー粒子の加速、磁場の増幅・散逸機構など、多くの取り組むべき課題が残されている。Fermi衛星の打上から既に10年近くが経過した今、偏光やTeVガンマ線などでの新たな観測的進展が期待されている。一方、計画中のHi-Z GUNDAMなどによる高赤方偏移バーストの観測は、始原宇宙の星形成を探る強力な手段となるであろう。さらに、短い種族のバーストは重力波源として期待されており、重力波天文学が始まったこのタイミングで、ガンマ線バーストの物理を再訪しておく必要がある。 この研究会では、基調講演と一般講演を通じて、多角的な視点からガンマ線バーストを中心とした天体爆発現象について議論し、次世代の天文学、特に重力波や深宇宙の観測で解明が期待できる物理・宇宙史について意見交換したい。活発な議論を通じて、今後のガンマ線バースト研究の新機軸を打ち出せればと考えている。


基調講演者(若干の変更の可能性あり)

SOC:

世話人:浅野勝晃、衣川智弥、石崎渉(東大宇宙線研)