第3回 LCGT入出射光学系デザインミーティング ・日時: 10/21(金) 13:30-16:00 ・場所: 東京大学 理学部1号館 431号室 ・出席: 高橋, 川添(NAO), 高森(ERI), 森脇(東大新領域), 寺田(産総研), 神田(阪市大), 山元(ICRR), 安東(東大理)   ・森脇 ビームジッターの雑音の見積もり 条件: ・ Power recycling gain の低下 1% に相当する ミスアラインメント要求値 3.0*10^(-8) rad(rms)   (佐藤(NAO)氏による。第2回ミーティング議事録参照) ・G. Mueller, Opt. Express vol.13 (2005) p.7118 の結果より     入射光のビームジッター要求値: 2*10^(-15) rad/sqrt(Hz)    これらから、      MC 鏡のチルト雑音の要求値: 7*10^(-13) rad/sqrt(Hz)    (safety factor 10 入り, 100Hz-1kHz)   3枚(奇数枚)鏡のリング共振器の場合、共振条件の違いにより   高次モードの一部が共振しやすくなる問題に関する議論 -> 入射MC, 出射MCの鏡曲率半径のデザイン時に注意が必要 ・高森 提案されている各防振装置の角度方向の防振比計算 (並進方向の防振比は前回報告済み) TAMA SAS タイプ --> 3次元モデルで計算 3段スタック+ 2段振り子 Pre-iso + 2段振り子 --> 簡易剛体モデルで計算     詳細は発表資料を参照して下さい。 ・高橋    BS-FM間の真空ダクト径と配置に関する問題 -> Folding tank (2台の干渉計の光軸を合わせるところ)       とBS間はφ800のダクトで接続する必要がある ・その他の議論   防振装置の設計誤差の許容値はどの程度かという議論 --> クランプ点のずれ等の誤差を含めた防振比を        シミュレーション計算するなどの評価が必要   2台の干渉計の防振系のパラメータをどの程度ずらす必要   があるかという議論 --> データ解析面からの情報も含めて評価していく必要がある メイン干渉計用の詳細な変調周波数の選択 --> 今後詰めていく 発表資料は http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/gr/plans.html にて公開される -----------------------------------