研究会「高エネルギー宇宙の総合的理解」

日程: ３月８日、９日
場所: 宇宙線研究所６階会議室(９日の午後のみ物性研第一会議室)
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/~ashra/workshop/040308/index-j.html

これまで三回に渡って行ってきた当研究会ですが、今回は特に、
ガンマ線天文学を中心主題に、その他ニュートリノ天文学、
ショックの加速などについて、最新の研究成果を招待講演者に
ご報告していただきます。

研究会世話人
	梶田隆章(東京大学宇宙線研究所)
	木舟正(信州大学工学部)
	佐々木真人(東京大学宇宙線研究所)
	杉山直(国立天文台理論天文学研究系)

プログラム

３月８日
13:00-13:10 木舟　正(信州大工) 
	    "Opening Remarks"
13:10-14:00 鶴 剛 (京大物理第二) 
	    「スターバースト銀河二噺とNeXT衛星計画」
14:00-14:50 深沢 泰司 (広大物理) 
	    「ガンマ線衛星GLASTと日本X線観測衛星によるγ線多波長観測」
14:50-15:40 河合 誠之 (東工大物理)
	    「HETE-2によるガンマ線バーストとX線フラッシュの観測」
15:40-16:00 大西浩次(長野工業高等専門学校)
	    TOTO ( Television Observation of Transient Objects )によるガ 
	    ンマ線バーストの光学閃光探査

16:00-16:30  Coffee Break

16:30-17:20 森 正樹 (宇宙線研究所) 
	    「TeVガンマ線による天体物理」
17:20-18:10 井岡 邦仁 (阪大宇宙地球)
	    「ガンマ線バーストからの高エネルギー粒子」
	    
	    バンケット

３月９日
 9:00-9:50  戸谷 友則 (京大宇宙物理) 
	    「ダークマター／エネルギー研究の最近の話題〜宇宙物理学的側面から」
 9:50-10:40 安藤 真一郎 (東大物理)
	    "Future Detection of Supernova Neutrinos
	    and Its Implications for Astroparticle Physics"

10:40-11:00  Coffee break

11:00-11:40  川崎 雅裕 (東大ビッグバンセンター)
	    「グラビティーノ問題ーー不安定粒子の宇宙論的電磁・ハドロン
	    シャワーからの制限」
11:40-12:30  仙洞田 雄一 (東大物理)
	     「始原的ブラックホールからの宇宙線に見る膜宇宙の痕跡」

12:30-13:30 Lunch

13:30-14:20 村木 綏 (名大太陽地球環境研究所)
	    「宇宙線から見た太陽表面での粒子加速の現状と
	      第２４活動期にむけて」
14:20-15:10 寺沢 敏夫 (東大地球物理) 
           「直接観測に基づいた衝撃波粒子加速研究の現状」