*****************< (修正版)京大理学部フェロー公募 >***************** 高エネルギー、宇宙線分野の皆様 以前、お伝えした 京大理学部リサーチ・フェロー公募の通知の 締切日などに間違いがありました。修正したものを再度送らせていただきます。 よろしくお願いします。 以下の通り、京都大学理学研究科リサーチ・フェローおよび21COEプログラム 「物理学の多様性と普遍性の探求拠点」COE研究員の募集が開始されています。 この2つは別々の募集ですが(〆切、応募送付先なども別)、どちらも来年4月1 日からの着任です。条件はどちらもほぼ同じであり、二つ同時に志望されても かまいません。理学研究科フェロー、21COE研究員どちらも当宇宙線グループ を志望できます。 宇宙線研究室はX線サブグループ(教授:小山、助教授:鶴、助手:松本)ガンマ線 サブグループ(教授:谷森、助手:窪、身内)があり、どちらのサブグループへの 研究参加も可能です。 1. X線サブグループの研究課題 (3.極限宇宙) 現在フライト中のChandra衛星、XMM-Newton衛星などを中心とし たデータ解析と、宇宙科学研究所と共同で日本が2005年2月打ち上げ予定の Astro-E2衛星および、および2010年頃の打ち上げを目指すNeXT衛星の推進を行 なっています。 ただしA型を希望する場合は、広くX線天文学ではなく研究室の重点テーマ(解 析課題、開発機器)に取り組んでいただき、またサービス的研究(例えば、 XISの解析ツールの作成など)にも従事していただきます。 (6.可視化技術) では、透過型X線CCD検出器および、ガンマ線サブグループと 共同で、Micro Pixel Chamber技術を用いたX線偏光ガス検出器の開発を進めて います。最終的に、X線CCD検出器はNeXT衛星への搭載を、X線偏光ガス検出器 は偏光X線の特化した小型衛星の実現を目標としています。 2. ガンマ線サブグループの研究課題 (3.極限宇宙)東大宇宙線研究所と共同で推進している 超高エネルギーガンマ線天体観測実験CANGAROOの推進。 および(6.可視化技術)で開発中のマイクロ技術を用いた MEVガンマ線画像検出器によるMEVガンマ線天文学の開拓を行なっています。 (6.可視化技術)ではマイクロ技術によるガス増幅検出器Micro Pixel Chamber技術を 発展させ、MEVガンマ線、X線、中性子線 リアルタイムイメージング法の開発、 およびこの技術の応用研究を行なっています。具体的には、上に述べた 宇宙MEVガンマ線観測、暗黒物質探査などの基礎物理分野を中心に さらにX線、中性子画像による物性・生命分野への応用研究を行なっています。 研究内容は、http://www-cr.scphys.kyoto-u.ac.jp/ に詳しく掲載されています。 当グループへの応募を希望される方は(質問等も) X線 小山勝二 (koyama [at] cr.scphy.kyoto-u.ac.jp, 075-753-3833) 鶴 剛 (tsuru [at] cr.scphy.kyoto-u.ac.jp, 075-753-3868) ガンマ線 谷森達 (tanimori [at] cr.scphy.kyoto-u.ac.jp, 075-753-3858) 不在の時は、窪(kubo [at] cr.scphy.kyoto-u.ac.jp 075-753-3851) に連絡をお願いします。 ------------------------------------------------------------------------ 京都大学大学院理学研究科リサーチ・フェロー募集  京都大学大学院理学研究科では、若手研究者のためのリサーチ・フェロー制 度を設けています。この制度は、博士の学位を有する優秀な若手研究者に本研 究科で研究を行う機会を提供し、もって理学研究の発展に資することを目的と しています。2004年度は、下記のとおり募集を行います。応募者の審査は、 本研究科内のリサーチ・フェロー委員会において行います。 1.募集人員  10名程度 2.研究分野  数学、物理学・宇宙物理学、地球惑星科学、化学、生物科学 3.応募資格  博士の学位を有するか着任時までに取得見込みの者で、着任         時満35歳未満の者 4.待  遇  非常勤研究員(年収 約400万円弱程度)         採用期間は1年(評価に基づき3年まで更新可) 5.着任時期  2004年4月 6.提出書類 (1)履歴書:1部(連絡先にEメールアドレスも記載のこと) (2)これまでの研究の概要(1500字程度):1部 (3)今後の研究計画と抱負(2000字程度):1部 (4)論文リスト等研究業績一覧及び主要論文の別刷り(3編以内。但し、投    稿中のものはプレプリント可):各2部 (5)本人について意見を聴ける方2名の氏名と連絡先 (6)受け入れを希望する研究室または教官名(応募する前にあらかじめコン    タクトを取っておくこと) (7)必要に応じて面接を行うことがあります(後日連絡いたします)     面接予定日:2004年1月17日(土) 7.公募締切  2003年12月 5日(金)(必着) 8.応募書類送付先    〒606−8502 京都市左京区北白川追分町     京都大学大学院理学研究科人事担当     E-mail:jinji [at] rigaku.kyoto-u.ac.jp Tel:075−753−3605 Fax:075−753−3645 注:封筒に「理学研究科リサーチ・フェロー応募書類」と朱書し、書留郵便で   送付のこと。なお、応募書類は返却いたしませんのでご了承願います。 -------------------------------------------------------------------- 京都大学21COEプログラム「物理学の多様性と普遍性の探求拠点」研究員(COE)募集 本研究教育拠点では、若手研究員を公募します。この制度は、博士の学位を有 する優秀な若手研究者に本拠点で研究を行う機会を提供し、その研究活動でもっ て、本拠点形成に多大な寄与をすることを期待するものです。 2004年度は、約10名の募集を行います。応募者の審査は、本拠点内の審 査委員会において行います。なお本研究員(COE)は、A型:本COEの基幹プログ ラムの遂行に直接寄与する(主に実験系研究者)と B型:基幹プログラムに関 連するが、比較的独立で自由な研究も認める、の2種類があります。 1.募集人員  約10名 2.研究分野  物理学・宇宙物理学分野 3.応募資格 博士の学位を有するか着任時までに取得見込みの者、原則着任 時に35歳未満(35歳以上の方は受け入れ教官と待遇の相談をすること) 4.待遇 非常勤職員(講師)=講師(研究機関研究員):給与、月30万円程度、 但し健康保険、通勤費、住居費等の補助はありません。採用期間は1年ですが、 毎年の評価に基づき最長ほぼ3年までは更新可能です。 5.着任時期  2004年4月1日 6.提出書類 (1) 所定の申請書表紙 (拠点 WWW ページより取得すること) (2) 履歴書:1部 (3) 論文リスト:1部 (4) これまでの研究の概要(1500字程度):1部 (5) 今後の研究計画と抱負(2000字程度):1部 A型研究員(COE)に     応募する場合は、受け入れ教官とよく相談の上、当該基幹プログラムでの分担     課題を具体的に記すこと。 (6) 主要論文の別刷り(3編以内、但し投稿中のものはプレプリント可):各2部 7.注意事項希望する研究員(COE)の種類(A型またはB型)、および受け入れ   を希望する教官名(応募する前にあらかじめコンタクトを取っておくこと)、   基幹プログラム名(B 型の者も最も近いと思われるプログラムを選ぶこと) を   申請書表紙に明記すること。なお、受け入れ教官は、COE事業推進担当者なら   びに京都大学理学研究科物理学・宇宙物理学専攻、付属天文台および基礎物理   学研究所に所属する全教官です。 本拠点の概要(事業推進担当者、基幹プログラム等)について、ホームページ    http://physics.coe21.kyoto-u.ac.jp/ の研究計画および計画調書をご覧のうえご応募ください。 7.応募書類は返却いたしません。 8.公募締切  2003年12月19日(消印有効) 9.応募書類送付先    〒606-8502 京都市左京区北白川追分町    京都大学大学院理学研究科 物理学教室内 21COE事務局    (京都大学理学部 理学部5号館 236号室)    TEL: 075-753-3758 FAX:075-753-3886    e-mail: 21COE [at] scphys.kyoto-u.ac.jp なお、お問い合わせは、各受け入れ希望教官まで。  注:封筒に「研究員(COE)応募書類」と朱書し、書留郵便で送付のこと --------------------------------------------------------------------