関連分野の皆様、 名古屋大学大学院理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻 からのお知らせです。 ========================================================================== 第2回名古屋大学坂田・早川記念レクチャーの記念講演者推薦のお願い 名古屋大学大学院理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻  名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻は、同大学物理学教室創設 以来、素粒子物理学と宇宙物理学の分野において日本の研究の発展に寄与し、多く の人材を育てるなど教育面においても重要な貢献を果たしてきました。特に、素粒 子の分野では、坂田昌一教授が開拓された、クォーク模型、ニュートリノ混合など の研究から発展した現在の現象論の主流トピックにおいてさまざまな成果があがり 、宇宙の分野では、早川幸男教授が開拓されたエックス線や赤外線など多波長観測 天文学の地平が大きく発展し観測的宇宙論や星間物質における数々の成果につなが っています。これらの発展をもたらした原動力として、お二人の物理学者、坂田昌 一、早川幸男両教授の存在の大きさを思い起こさずにいられません。坂田・早川記 念レクチャー制度は、両教授の業績をたたえつつ、未来の発展につながるよう、次 世代の優れた研究者を育成することを目的として設けられました。記念講演者には 、若者が物理の面白さを幅広い視点に立って理解し、その道に自らも挑戦したいと 大志を燃やす契機ともなる講演を期待しています。  以上の趣旨をご理解の上、皆様の坂田・早川記念講演者の推薦をお願いいたしま す。第2回の本年は、主として宇宙物理学の分野において顕著な業績を挙げられた 方を講演者にお招きしたいと考えています。推薦においては、候補者のお名前に、 簡単な推薦理由を添付してください。候補者の業績等の調査は、選考委員会が責任 をもって行ないます。なおメールでの推薦でも結構ですので、下記世話人のメール アドレスにお願いします。締切は8月20日(水)とします。  なお、記念講演者の選考にあたっては推薦を全国に依頼し、学外委員2名を含む 選考委員会において選考することにしています。また、坂田・早川記念講演者には 、高校生を含む若者に向けた記念レクチャーをお願いし、賞状および記念メダルが 授与されることになっています。 第1回(平成14年度)の記念講演者: 素粒子物理学分野の益川敏英博士(京都大学名誉教授、前基礎物理学研究所長) 推薦締め切り: 2003(平成15)年8月20日(水) 推薦状送り先: 世話人 名古屋大学理学研究科 山下廣順 yamasita [at] u.phys.nagoya-u.ac.jp