*************************< 物研連報告(続)>************************* 日本学術会議 物研連委員各位                        物研連委員長  佐藤文隆 1)学術会議改革問題の進展   2月21日の物研連時には不透明だったこの問題が翌週に決着したそうです。   2月27日付けで、吉川会長から手紙が会員宛に送付されてきました。その   他の場でも「決着済み」の動きとなり、物研連での報告時と大きく情勢が変   わりましたのでご報告いたします。    吉川会長からの手紙の冒頭抜粋、宛先は「会員各位」   「総合科学技術会議における日本学術会議の在り方に関する検討状況につき   ましては、先般の連合部会において情勢が不透明である旨御説明しましたが、   急遽2月26日の総合科学技術会議本会議において標記の「日本学術会議の   在り方について」が取りまとめられ、内閣総理大臣に対する意見具申が行な   われましたので、ご報告いたします」    争点の「設置形態」は当面「国の特別の機関」を維持しつつ、10年以内に   見直し、という一項が入った。何れにせよ19期は従来どうりスタートします。 2)物研連定員減   先日、日本物理学会から「19期物研連委員の推薦手続き」を従来のスケジ   ュールで始めたい、という連絡あった。8名の定員減に伴う、色々な数の変更   を未だ決めていなかったが、急に必要になった。削減案は概ね比例で作る了解   できているので、物理学会には     原子核専門委    7名       物性専門委     7 名      物理一般専門委  7 名   の推薦を依頼すると連絡しました。これまでは各専門委員会8名づつでした。   以上、了承願います。   ここから先は4月の物研連で決めて貰いますが、各専門委の定員です。次のよう   な案になると思います。     IUPAP      11(12−1)     原子核     22(25−3)     物 性     19(21−2)     物理一般    15(17−2)   物理学会以外の「グループ」などへの推薦依頼数の変更は4月の専門委毎に検討   してもらいます。   IUPAP委員への拠出、新会員の所属専門委、など一義的でない、未定要素があ   り、最終微調整は新会員に任されます。 3)5月14日「小柴ノーベル賞記念シンポ」    現在次のようなプログラムで調整中。4月初めには確定し宣伝始めます。   東京近辺の学生に宣伝ください。 プログラム案 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 10:30ー12:00 (総合司会  池内 了(天文研連委員長)) 開会の辞   佐藤文隆(物研連委員長) 特別講演   小柴昌俊 質疑・討論  司会 矢崎紘一(原子核専門委委員長) 13:00ー17:00 (総合司会 森 正樹(東大宇宙線研究所助教授)) 講演と討論「21世紀における宇宙観測 ー多様な宇宙像を求めてー 」 基調講演   天上から  高橋忠幸(宇宙科学研究所教授)   地表から  川辺良平(国立天文台教授)   地下から  鈴木洋一郎(東京大学宇宙線研究所教授) 討論会 コオーデイネーター 杉山 直(国立天文台教授)  パネリスト:高橋忠幸、川辺良平、鈴木洋一郎        川村静児(国立天文台助教授)        戎崎俊一(理化学研研究所部長)        袴田敏一(浜松フォトニクス部長)   (一般参加者との討論を含む、パネリスト等の一部は調整中) 閉会の辞  小杉健郎(宇宙空間研連委員長) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー