*********************< 素核研(KEK)運協報告 >************************                            (文責:村木 綏)  日時:1月22日 13:30〜17:00 至る KEK     報告事項 ○ 山田所長報告  *人事  羽澄さん着任(阪大→KEK)、大川さん転任(KEK→広島大)     *概算要求内示 5%減、PS減、Bは昨年並み、統合計画の建設費増、          50GeVトンネルが、前倒しで基盤整備費92.7億円が 補正予算で認められた。  *諸委員会報告          機構の運協が開かれ、法人化のことが議論された。          B-factory推進委員会が開かれ輝度増光が議論された。          第一回研究計画委員会が開かれ熱心な議論がされた。 次回には統合計画に置ける素粒子原子核研究の進め方を検討 してもらう予定。          総研大でも法人化の議論をしている。                                                *COE研究員  大学共同研究機関分に関しては現状を維持できることがわか          った。             ○菅原機構長報告  *法人化について報告があった。2月1日の機構の運協で検討、ユーザー、所員   にも検討してもらう。3月末に最終版をまとめる。   今後の大学共同利用機関の在り方等に関する懇談会では、共同研究に重点を   置く(仮にCOE型とよばれているタイプ)か共同利用に重点を置くか(共同   利用型)が争点になっている。 共同利用型の一機関一法人を主張している   のはKEKだけである。全体が賛成するコンセンサスに至らなかった。科学技術   ・学術審議会でさらに審議するとの結論。   KEK側は、異分野の研究者コミュニティ間に日常的な交流があって、そこから   互いの研究を評価し合える間柄になっていないと全機関一法人(統合法人) は成り立たないと考える。統合法人にすると運営が逆にコミュニテイー間の   鋭い対立に発展する危険性が憂慮される。     その案に対して大方の研究所は、大型共同利用施設を中心に伸び続けると いう方針は20世紀型の共同利用であって、21世紀型は「共同利用」「共同教   育」にも軸足を置いたCOE的な場として発展を図るべきであるという意見で   ある。この場合予算の配分に研究者が関与したいというところに大きな特徴   がある。この問題に決着がついてから大学付属の共同利用研の問題が議論さ   れるのではないだろうか。 ○協議  *数値計算でAPを、JLCでAPを、ベルでAを公募することが了承された。  *兼ねてからの人事交流WGからの提案であった助手6名に任期付きポストを設け、   、訓練して評価してから任期無しのポストに付けることを考えてきた。    しかし法人化の議論が進んでおり、任期制についても物構研では全ての   positionに任期を付けることが議論されているなど世の動きが激しいので、   さらにstudyをしたいとの提案があり、まず次回の運協で検討することにした。