第18回KEK運協報告                            (文責 村木  綏) 日時:10月31日 11:00〜16:00 報告事項  ◎機構長報告(菅原)  *学術審議会の新プロCOE委員会のH13年度開始プロジェクトの採択結果の 報告があった。   ・電子相関ネットワーク(物構研)、言語理解と行動制御(東工大)、 生体内分子科学 (岐阜大)、ボーダレス時代における法システム(岩井先生) の4件を認めた。 また新プロのテストケースとして、高度文明社会における グリーン化学(野依先生), 脳の神経的アプローチ(鳥取 大)の2件を 採用した。  *独立法人財務会計委員会の報告があった。   ・特別会計を存続させるかどうかが、大きな問題となっている。   ・運営交付金の基準、合理性を検討した。   ・企業会計で行う。   ・高等教育に対する支出が少ない。   ・しかし、まだ財政強化策は見えてない。  *フェルミ研でリニアーコラーダーの今後の進め方についてのミーティングがあった。 その際、各研究所長が集まってニュートリノファクトリーを作るための MOU起草委員会を作ることになった。KEKから中村健蔵氏、森氏がでる。     その結果を2月のICFAに報告してもらうことになった。  ◎所長報告(山田)、他  *高エネルギー 国際会議が、大阪で約千人の参加者を集め成功裡に終了した。  *DESYがEXPOの一貫としてTESLA施設の展示をしていたが、広いPRに関して 今後日本としても学ぶことが多かった。  *LC-PACのフォス先生がブリンクマン先生(DESY)に交代した。  *田無では放射能除洗作業が継続しているため、まだ放射線安全センター職員 一名が滞在している。Csの除染は完了したが、トリチウム汚染の処理をしている。 この点について、科技庁、近隣住民始め関係方面には逐次報告している。 協議事項  ◎陽子加速器実験審査委員会(PS-PAC)の改選をした。    所外委員として 久野、相原、鈴木、初田の各氏を、    所内委員として 徳宿、作田の各氏を選んだ。  ◎COE研究員人事の進め方について議論した。    恒常的な委員会を作り、随時人事を進め、その結果を運協に報告することに なった。  ◎教官人事について    PS実験企画調整のAPとして家入氏、PSレプトン物理のAPとして吉村氏を選んだ。