大阪大学核物理センター(RCNP)運協報告                         (文責 村木 綏) 日時:H12年4月22日  10:30〜19:00  報告事項:所長報告   * サイクロトロン実験採択委員会(B-PAC)が2月29日に開催された。 7つの実験を採択。   * 研計委(P-PAC)が3月21日に開催された。    委員長に藤原さんが選出された。   * RCNPに教授会ができた。  各部報告:   * (1 a) WSビームラインを整備した。ビームエネルギーの高分解能化が目的。       ΔE=13〜20keVを達成した。       加速器が非常に安定稼働している。 12 時間無調整で稼働した。   * (1 b) Spring 8で2.5×10^6光子/秒の光子ビームが得られた。       始めCHで、次に液体水素標的を使い、グルーボールを検出する。   * (1 c) He3+He3のデータが取れた。ガモフピーク近辺のEcm=20〜25keVで 1mAを目指す。   * (2 理論) CAOS計画を始め、7つのテーマを追求中。        新しい計算機が12月から稼働する。  議論:   * 将来計画を念頭に置いた加速器開発をすべきではないかとのコメントが出た。   * 研計委の委員長が、内部の幹事と共通なのは、共同利用研のスタンスとして    今後避けた方がよいとの意見が出た。 * RCNPの教授会設置は、大阪大学全体の動きとして必要であった。    それに伴う運協の規約の変更に関しては、事前に書類を回してもらいた    かった。  協議事項:   * H12年度予算配分案を了解した。   * H13年度概算要求を了解した。   * 教授会設置に伴う運協規定の改正と運協の内規の制定を了承した。 新しい内規では所長の諮問に応じて、研究体制の整備、年間計画、 センター長候補、教官人事の基本方針等について審議することになった。   * 1b 部門の教授人事を慎重に審議のうえ、教授会に候補を推薦した。