平成１０年度第１回ＣＲＣ実行委員会議事要録

日  時： 平成10年8月8日(土)、13:00 - 18:30
場  所： 素核研田無分室 第１会議室
出席者： 太田 周(委員長)、神田展行、倉又秀一、坂田通徳、柴田 徹、林 嘉夫、
         松岡 勝、水谷興平、宗像一起、村木綏、柳田昭平、黒田和明(依頼出席者)、
         林田直明(事務局)

[ 報告 ]

１．秋の物理学会(秋田)行事予定

      10月3日、17:00 - ：実行委員会
      10月4日、 9:00 - ：シンポジウム [ 重力波検出における最近の進展 ]
      10月4日、17:05 - 17:20：宇宙線分科会懇談会
      10月4日、17:20 - ：総会
      10月5日、特別講演、V.S.Putsukin [ On the Origin of Cosmic Rays ]

２．柏キャンバス報告 (黒田)

      平成10年9月末に建設着工、平成12年1月に建物引き渡し、平成12年2月に移転
    の予定。物性研、宇宙線研に続いて、5つの研究センターと新領域創成科学研究
    科が移転予定。これまで移転準備を行なってきた柏移転推進委員会は、今建物
    新設に伴う設備更新の要求を作成中。物性研との連絡会では、共通基盤に関す
    る諸問題や各種施設の要求等に取り組んでいる。

３．事務局報告 (林田)

      4月 6日、平成10年度ＣＲＣ選挙開票
      4月15日、会員「所属名簿」と「連絡先名簿」をホームページに掲載。
               連絡先名簿はパスワード付き。
      4月16日、選挙結果の速報メール配信、非メール会員には速報を郵送。
      4月17日、共同利用実施専門委員会議事要録の速報メール配信。
      5月28日、前の実行委、総会議事要録の速報メール配信。
      その他随時、各種お知らせをメール配信。

４．核物理センター、ＫＥＫ報告 (村木)  

      核物理センター：6月1日と7月28日に核運委があり、センター長選考について、
                      議論された。内外の意見を聞き調査するＷＧを発足させた。
      ＫＥＫ        ：6月12日に運営協議会があり、任期制と人事交流について議論
                      され、特に人事交流の促進が重要であることが確認された。

５．物理学論文選集の企画について

      宇宙線分科世話人の森正樹氏より、物理学会刊行委員会の依頼として、
    「物理学論文集企画提案のお願い」が、ＣＲＣ news で報告されているが、
     宇宙線関係の論文選集はミューニュー関係が出されてから相当期間何もない
     ので、最近の宇宙線研究の進展を考慮して、村木、柴田、柳田委員が世話人
     と相談し企画を検討することとした。


[ 議事 ]

１．入退会者 

    (入会者)
           宇津木 敏人 (埼玉大Ｄ１、チベットＧ、推薦者：水谷興平、堀田直己)
           川村 静児 (国立天文台助教授、重力波Ｇ、推薦者：藤本眞克、神田展行)
    (退会者)
           三島  靖    (愛媛大) 
           市原 永司   (神岡Ｇ)
           杉原  雄    (神戸大)
           町田 正治   (山梨大) 
           渡辺 善二郎 (青森大)

     上記の入会者、退会者が承認された。

２．ＣＲＣ関連大学の活性化について 

      坂田・村木両委員が世話人となり、昨年10月以来議論してきた。また戸塚所長
    からもご意見を頂き、更に最近各実行委員にアンケートをお願いして、ご意見を
    集めた。これらを基に忌憚のない意見交換を行なって、別紙資料( 1998年8月8日 
    CRC実行委員会 「CRC関連大学の活性化」についての討論概要報告 )に集約した。
    これを次の総会に提起し、ひろく会員各位に議論して頂くことになった。その結
    果を踏まえて 12月に拡大実行委員会を開き、更に煮詰めることになった。

３．ＣＲＣの運営について

    (1) 「ＣＲＣ news」について
          現在までに、「ＣＲＣ news」に人事公募関連の掲載希望が２件あったが、
        方法を決めていなかったので掲載に至らなかった。掲載内容について議論の
        結果、当面、「事務局からのメールサービスは、事務局や実行委員会からの
        連絡、研究会案内、関連委員会からの議事録報告や連絡、公募案内に限定し
        、掲載の可否は委員長・事務局に一任する」こととなった。

    (2) ＣＲＣの在り方について
          委員長より、ＣＲＣは結成以来四十数年となるが、これまでの活動の総括
        を行ない、研究課題の進展・変化、領域の拡大等の現状を踏まえて、今後の
        研究者組織の在り方について検討したい、との提案があった。これについて
        は「．．．活性化」の中で広く意見を出し合ってみることにした。          

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( 資料 )； １９９８年９月３０日に配信しました「ＣＲＣ News 」の 

  1998年8月8日 CRC実行委員会 「CRC関連大学の活性化」についての討論概要報告

 を御覧下さい。ホームページの「速報」にも載っています。

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