************* 平成9年度 第2回CRC実行委員会 議事要録 ******************** 日 時: 平成10年1月10日(土)、11:00〜12:30 場 所: 素核研田無分室 第1会議室 出席者: 太田周(委員長)、村木綏、坂田通徳、松岡勝、鳥居祥二、柳田昭平、 伊藤信夫、水谷興平、南條宏肇、中畑雅行、林田直明(事務局) { 報告 } (1)委員長報告 (太田)  1.阪大核物理センタ−委員の推薦について    実行委員会委員の投票結果に従い、    核運委 村木 綏 氏(任期:平成10年1月16日〜12年1月15日)    研計委 田阪茂樹 氏(任期:平成10年2月16日〜12年2月15日)    を推薦した。(事務局報告参照)  2.CRC実行委員会懇談会(10月8日)    「宇宙線研究所将来計画シンポジュウム」の機会を利用して、「CRC関連大学 の活性化」について懇談した。活性化をどのように進めたらよいか、坂田、村木 両委員に検討をお願いし、次回実行委員会に検討結果をご報告願うこととした。  3.1998年春の物理学会関連 a) 4者合同シンポジウム「放射線・粒子線検出器」を、 3月31日、13:00〜17:45 に行なう。 b) 宇宙線分科シンポジウム「宇宙線の起源と元素合成」を、 4月 1日、13:00〜16:30 に行なう。 c) CRC実行委員会を、3月31日、17:00〜18:30 に行なう。 d) CRC総会を、 4月 1日、17:00〜19:00 に行なう。 e) 4月1日宇宙線分科シンポの後(CRC総会の前)に20分間程、「宇宙線分科 のあり方について」、物理学会宇宙線分科世話人主催の懇談会がある。 (提案例);各研究グループで、各発表に順位を付けて申し込む等。 (2)事務局報告 (林田) a) 先の11月末に実施した選挙の結果、阪大核物理センター運営委員に、村木綏氏が 、研究計画検討専門委員に、田坂茂樹氏が選ばれた。 b) 伊藤栄彦氏(元佐賀大)より、退会希望の申し出があった。 c) 現在の会員名簿に、7年と10年の会費滞納者が1名ずつ居るが、これらの方には かって委員長が督促して返事がなかった経緯があるので、退会扱いとする。 d) 春に平成10年度CRC実行委員会委員の選挙の実施を予定している。 この公示までに選挙人名簿の整備を行なう。 e) 例年と比べて、会費納入が順調に進んでいる。事務連絡の電子化が効を奏している と思われる。 (3)その他  1. 素核研委員会報告 (村木) a) 所長の停年の年令制は撤廃する。 b) 所長の任期(最大2期6年)はこのままとする。 c) 米国側が要求しているクライストロンの特許申請について議論されている。  2.核専委幹事(村木)    今期の核専委幹事は、宇宙線研究所 湯田利典氏にお願いすることになった。 { 議事 } (1)各種選挙について    3月で任期となる、CRC実行委員会委員、委員長の選挙を行うこととした。 事務局より示された会員名簿について移動、退会などの点検を行った。会員名簿 の最終確認と、選挙の時期、期間等については事務局と委員長に一任した。 (2)CRC会計監査、次期事務局の委嘱について   a) 次期監査委員は、事務局員又は実行委員でないという範囲内で、その委嘱は事務 局と委員長に一任することとした。   b) 平成11年度事務局を引き続き宇宙線研に依頼する、との委員長提案に対して、 次回の実行委員会までに現事務局に検討していただくこととした。 (3)CRCの運営の合理化について  1.CRCホームページへの掲載について a) 「CRC主旨」の文章を載せる。(後述資料参照) b) 「CRC選挙人名簿」の形式(所属と氏名のみ)程度の会員名簿は公開する。 各人の連絡先などの詳細は、パスワードを付けて公開するかどうか検討する。 c) 会員名簿のページに、「年会費額と、会員資格(会費を3年以上滞納すると、 次年度末に会員資格を失います。)」を明記する。 平成10年4月1日より実施。 2.CRC連絡誌について    CRC連絡誌には、委員会議事録だけではなく、研究紹介や研究会案内なども 掲載することを検討する。これには事務局の負担を重くしない様に工夫する必要 があり、今後検討していくことになった.  3.会議議事録、研究会案内等の速報化について    a) 宇宙線研共運委などの審議内容を 速報化してほしいとの要望があり、研究所長 に何らかの措置をお願いすることになった。   b) 宇宙線研にきている研究会の案内などを CRC会員にメールで流してほしいと の要望があり、内容の取捨選択は現事務局に一任することとした。 (4) CRC関連大学の活性化について 坂田委員より「宇宙線関係大学の活性化のための基本的諸事項(案)」の配布が あり、CRCの現状分析、活性化の必要性、各大学と宇宙線研との研究協力体制、 宇宙線研の大規模プロジェクトへの各大学のかかわり方など、各大学の活性化を推 進させるための諸問題について説明があった。    村木委員のコメントのあと意見交換を行った結果、体制と物理の融合をはかる様に 、今後 坂田、村木、太田で擦り合わせを行い 改めて審議することになった。 { 資料 }--------------------- CRC主旨 --------------------------------- 宇宙線研究者会議(CRC)について 発 足: 1953年6月 性 格: 広義の宇宙線物理学研究(宇宙線実験、宇宙物理、宇宙素粒子物理学)に 関心のある研究者の自主的な組織。 目 的: 宇宙線物理学の研究の交流と推進をはかる。 活 動: 宇宙線研究推進にかかわる各種の討論会、研究会の組織及び将来計画推進に かかわる活動を行なう。 組 織: 毎年物理学会時に会員による総会を開催する。 会員の選挙により実行委員会を組織し、事務局を置く。 連絡誌を発行する。 ............................................................................ 事務局: 1997年度、1998年度; 〒188-8502 東京都田無市緑町3-2-1 東京大学宇宙線研究所 CRC事務局 (代表幹事) ; 手嶋政廣 (連絡世話人); 林田直明、大西宗博 (会計世話人); 岡田 淳 (電話) ; 0424ー69ー9591 (Fax) ; 0424ー62ー3096 (E-mail) ; crcjimu [at] icrr.u-tokyo.ac.jp 責任者: CRC実行委員長、(1997年度;宇都宮大学教育学部 太田 周 ) ............................................................................ ------------------------------------------------------------------------------