<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.933:2006年 9月12日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ******< 宇宙線・宇宙物理領域 日本物理学会若手奨励賞募集要綱(案)>****** 2006年9月12日 CRC実行委員長 川上 三郎  領域委員の梶田氏から、領域運営委員会で作成した「日本物理学会若手奨励賞募 集要綱(案)」を頂きました。ご参考のために現行の「宇宙線物理学奨励賞要綱」 も添付いたしました。主要な違いであろうと思われる部分は、下線で示して頂いて います。 ^^^^    出来れば、9月22日のCRC総会で取り扱いを決定したいと考えていますので、 総会での御議論を宜しくお願い致します。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 制定 平成18年9月**日 宇宙線・宇宙物理領域全体懇談会 宇宙線・宇宙物理領域 日本物理学会若手奨励賞募集要綱 1.趣旨 宇宙線・宇宙物理領域では、日本物理学会に所属する宇宙線・宇宙物理分野の 優れた若い研究者を褒賞し、宇宙線・宇宙物理領域において将来を担う若手研 究者の研究を奨励するために、広く日本物理学会若手奨励賞候補者を募集し、 候補者の推薦を日本物理学会理事会へ行う。 2.対象分野 賞の対象分野は広い意味での宇宙線・宇宙物理学分野とする。 3.賞の候補者の募集 賞の候補者は関連研究者による推薦、または本人の自薦により募る。 4.賞の選考 4-1)1年に1回の選考とし、賞の授与は当面各回 原則として実験系2名、 理論系1名の合計3名以内とする。(脚注1) 4-2)領域運営委員会は、実験分野と理論分野について個別に選考委員会を研究者 団体の承認の元に選任し、選考をゆだねる。実験分野の研究者団体は、 宇宙線研究者会議(CRC)及び、高エネルギー宇宙物理連絡会(高宇連) 、理論分野の研究者団体は理論天文学宇宙物理学懇談会(理論懇)である。 4-3)実験分野、理論分野とも、補足に定める内規に基づき、候補者の選考を行い 、領域運営委員会に推薦する。 4-4)領域運営委員会は、前項の内規に基づいて推薦された候補者について審議し 、物理学会理事会へ推薦する。 5.受賞後の招待講演 受賞者は原則として受賞後最初の物理学会年次大会で、受賞内容についての 招待講演を行なうこととする。 6.その他   その他本募集要項に記載のない項目については、実験、理論系別に補足に定め る内規を参照するものとする。 (脚注1).本賞を授与可能な最大人数は物理学会の定める「日本物理学会若手奨励賞 実施要綱」による。よって、上記受賞人数は将来変わることもありうる。 ------------------------------------------------------------------------- 補足 物理学会若手奨励賞 宇宙線・宇宙物理領域(実験系)選考の内規 1.趣旨 本内規は広い意味での実験系の宇宙線・宇宙物理学に関わる宇宙線・宇宙物理 領域の日本物理学会若手奨励賞候補者の選考を定めるものである。 2.選考委員会 2-1)選考委員は 宇宙線関係者 :         3名、 高エネルギー宇宙物理関係者:  2名 素粒子理論関係者 : 1名、 高エネルギー実験関係者 : 1名、 天文学関係者 : 1名 以内とし、宇宙線及び高エネルギー宇宙物理研究者団体より委員の推薦を受 け、宇宙線・宇宙物理領域運営委員会において決定する。 2-2)委員の任期は2年とする。また、2期連続での選考委員の選出は禁止とする。  2-3)選考委員長は委員の互選によって決定するものとする。  2-4)選考委員会は受賞候補者を選出し、審査の経緯と結論を領域運営委員会に 文書で報告するものとする。  2-5)選考委員名簿は委員の任期終了後公開とする。 3.受賞対象者、及び賞の対象 3-1)受賞対象者は、授賞式の年の4月1日現在で37歳以下の物理学会会員のうち ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 本賞に値する重要な論文を発表し、かつ将来重要な貢献が期待できる研究者 とする。 3-2)賞の対象は原則として論文とする。ただし、学位論文を重視する。共同研究 に基づく論文では、対象者の寄与が本質的であることとする。 4.応募に際しての提出書類 提出書類は対象論文題目、略歴書、他薦の場合には推薦書、自薦の場合は推薦 理由、対象論文のコピー。   書式は自由。宛先は当面CRC事務局または高宇連事務局とする。 5.選考日程 選考日程は、「日本物理学会若手奨励賞実施要綱」に従って受賞者が招待講演 を行う年次大会のプログラム編成委員会までに候補者の選考を行う。このため 応募の締め切りは原則として9月末日、選考は10月〜11月の間に進め、11月末 に選考終了とする。 (附則1).副賞 受賞者がCRC会員の場合には、副賞として賞状と賞金を宇宙線研究者会 議(CRC)より贈呈する。賞金の額はCRC実行委員会が別に定める。 ------------------------------------------------------------------------ 物理学会若手奨励賞 宇宙線・宇宙物理領域(理論系)選考の内規 1.趣旨 本内規は広い意味での理論系の宇宙線・宇宙物理学に関わる宇宙線・宇宙物理 領域の日本物理学会若手奨励賞候補者の選考を定めるものである。 2.選考委員会 2-1)選考委員は初回に関しては理論懇運営委員会で協議し物理学会員から選考委 員4名の候補の推薦を受け、宇宙線・宇宙物理領域運営委員会において決定 する。第2回からは、毎年半数を改選とする。選考委員会は次期選考委員候 補者2名を挙げ、理論懇運営委員会の承認後に宇宙線・宇宙物理領域運営委 員会に推薦する。  2-2)委員の任期は2年とする。ただし初回選考委員のうち2名は任期1年とする。 また、2期連続での選考委員の選出は禁止とする。  2-3)選考委員長は委員の互選によって決定するものとする。  2-4)選考委員会は受賞候補者を選出し、審査の経緯と結論を領域運営委員会に文 書で報告するものとする。  2-5) 選考委員名簿は委員の任期終了後公開とする。 3.受賞対象者、及び賞の対象 ・受賞対象者は、授賞式の年の4月1日現在で35歳以下あるいは博士取得後 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 7年以内の物理学会会員のうち宇宙線・宇宙物理学領域の理論的発展に重要 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ な寄与を与える研究をおこなったと認められる者。 ・ 4.応募に際しての提出書類 提出書類は対象研究題目・履歴書・他薦の場合には推薦書、自薦の場合は推薦 理由・論文リスト(主要論文3点に印をつける)。   書式は自由。宛先は理論懇事務局とする。 5.選考日程 選考日程は、「日本物理学会若手奨励賞実施要綱」に従って受賞者が招待講演 を行う年次大会のプログラム編成委員会までに候補者の選考を行う。このため 応募の締め切りは原則として9月末日、選考は9月〜11月の間に進め、11月末に 選考終了とする。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ********************< 宇宙線物理学奨励賞要綱 >************************ (2000.7.15 実行委員会制定) (2003.3.01 実行委員会改定) 1.賞の趣旨 広い意味の宇宙線物理学の優れた若い研究者を褒賞し、宇宙線物理学 の将来の発展に資するため、宇宙線物理学奨励賞を設ける。 2.賞の対象分野 対象分野は広い意味での宇宙線物理学とする。 3.賞の選考委員会 選考委員と同委員長は宇宙線研究者会議(CRC)実行委員会で選出し、 構成は、 宇宙線関係者 : 選考委員長を含む3名、 理論関係者 : 1名、 高エネルギー実験関係者 : 1名、 天文学関係者 : 1名 とする。 4.賞の候補者の募集 賞の候補者はCRC会員1名を含む研究者による推薦、または本人の 自薦により募る。 5.対象者は、過去5年間に奨励に値する論文を発表したもののうち、将来 重要な貢献が期待できる研究者とする。 6.1年に1回の選考とし、賞の授与は各回 原則として1名までとする。 該当者がいない場合もある。 7.公表時(脚注)35才以下の若手による論文を対象とする。ただし、 学位論文を重視する。共同研究に基づく論文では、対象者の寄与が 本質的であることとする。 8.賞状と賞金をCRCより贈呈する。賞金の額はCRC実行委員会が別に定める。 9.講演 受賞者は原則として受賞後の物理学会で企画講演として、受賞内容に ついての講演を行なうこととする。 10.選考日程 締め切りは原則として9月末日、選考は10月〜11月の間に行ない、 11月末に結果を発表する。春のCRC総会で授与式を行なう。 (脚注)博士論文は審査を通過した時点、ほかの論文は雑誌に掲載もしくは プレプリントが発行された時点とする。 ************************************************************************ ======================================