<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.920:2006年 7月6日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 *******************< KEK測定器開発室・FPGA実習 >******************* 関連分野の皆様   KEK測定器開発室では、下記のような講習会を企画しております。 講習の性格上参加人数には制限があります。問い合わせ、参加希望は uchida [at] post.kek.jp (内田智久 KEK素粒子原子核研究所) までご連絡下さい。   KEK 測定器開発室 ------------------------------------------------------------ セミナータイトル:FPGAの実践的設計(ツール編) 対象:FPGA設計をこれから始める人 期待される効果: o XILINXツールISE使用方法の習得 o 論理シミュレーション実行方法の習得 期待されない効果 o HDL記述の上達(基本は説明します) 予備知識:デジタル回路の構成要素AND, OR, NOTロジック・ゲート ,Dフリップ・フロップの動作を理解している事。HDLの知識は必要 ありませんが、どのような物なのか漠然でも知っている方が望まし いです。 内容:具体的に"FPGAを使う事"を中心に説明します。デジタル回路 の教科書に書いてあるような説明はしません。今回はXILINXの Spartan3シリーズに焦点を合わせ簡単な課題をVerilog HDLを用い て設計します。このことによりFPGA設計フローを一通り経験できま す。特に最新ツールについては多くの機能が含まれていますが最低 限知っていれば良い事を説明します。 動機:FPGA設計を始める時に経験する大きな障害の一つがツールの 使用方法です。市販の参考書ではHDL記述や合成に特化したものが 多くFPGAの設計フロー全体を記述しているものは少なく感じます。 解説した文献もありますが、非常に簡単な事か高度な使用方法の解 説に偏っているので必要な情報を収集する為に多くの時間を費やし てしまいます。そこで、私の経験から必要最低限の使用方法を解説 し、講習受講後はHDL記述の参考書で自習できるようになる事を目 標にセミナーを企画しました。 募集人員:約10名(先着順) 申し込み先:メールにて下記まで uchida [at] post.kek.jp (内田智久 KEK素粒子原子核研究所) 日時:8月31日(木)9:30〜17:00 各自用意していただく物: o PCを1台 (ISE, Logic simulatorをインストールして良いもの。イン ストール済みでも良い) o XILINX社 Spartan3スターターキット、または Spartan3Eス ターターキットを1台 注)PCは各自用意して頂く必要がありますが、スターターキットは 数人で共有して頂いても問題ありません。 こちらで準備するもの o フリーのLogicシミュレーター セミナー内容は変更なる事もあります。受講者には後ほど改めて連 絡させていただきます。 ======================================