<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.876:2006年 2月24日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 *******< ICRR共同利用研究会「高エネルギーガンマ線天文学の展望」 >******* 皆様(重複して受け取られる方、御容赦下さい) 宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線天文学の展望」を3月16日 (木)に開催致します。研究会の趣旨や現在までに決まっている講演者については、 下記をご覧下さい。 参加を希望される方には、旅費の補助が可能です。皆様、奮って御参加下さい。 講演または参加を希望される方は以下のフォーマットに御記入の上、来週の月曜日 (2月27日)までに茨城大学の吉田(yoshidat [at] mx.ibaraki.ac.jp)へ御返送下さい。 申し込み期間が短くて申し訳ありませんが、御協力よろしく御願い致します。 皆様の御参加をお待ちしております。 CANGAROOチーム一同 ----------------------------------------------------------------------- 御名前: 所属機関部局: 職名/学年: 所属機関の連絡先  郵便番号:〒  住所:  E-mail:  TEL:  FAX: 講演のタイトル: 宿泊される方は、簡単に旅程を御記入願います。 3月 日      発 3月 日  宇宙線研着 3月 日  宇宙線研発 3月 日      着 宿舎に宿泊を希望される方は宿泊日:3月 日 ----------------------------------------------------------------------- 宇宙線研究所共同利用研究会 「高エネルギーガンマ線天文学の展望」 開催日時:2006年3月16日 (木) 10:00〜18:00(予定) 場所:東京大学宇宙線研究所(東大・柏キャンパス)    6階大セミナー室    交通手段については以下を御覧下さい。  http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/traffic/index.html 趣旨:   解像型チェレンコフ望遠鏡CANGAROO-IIIによるステレオ観測が開始され、2年が 経過しようとしています。この研究会は、超高エネルギー(TeV)ガンマ線天体の他 波長域の観測や宇宙線加速の理論まで、幅広く議論することを目的として開催しま す。昨年は、CANGAROOと同じ南天で観測を開始したH.E.S.S.グループが、銀河中心か ら銀経±30度、銀緯±3度の銀河面をサーベイ観測の結果を発表し、TeV領域のガ ンマ線天文学は新しい時代に突入した年でもありました。H.E.S.S.のサーベイの領域 には、CANGAROOがTeVガンマ線ソースであることを発見した超新星残骸RX J1713.7-3946とGalactic Centerの他に、10以上の新しいTeVガンマ線ソースがあるこ とがわかってきました。それらの多くは、既知の超新星残骸、パルサー星雲、X-ray binaryと隣接したソースですが、中には他波長域では全く同定されていない未同定の ものがあります。今後、これらのソースが宇宙線の起源や加速とどのような関連があ るのかを探求していくためには、スレテオ観測によるTeVガンマ線の観測を進めると ともに、他波長域の観測はこれまで以上に重要になると考えられます。  CANGAROO-IIIでは、新しい解析手法を導入し、過去の手法も併用することで解析の 信頼性を高めながら、ステレオ観測のデータの解析を進めています。新しい解析手法 は、拡がったソースの検出にも威力を発揮し、Velaパルサー星雲からの拡がった TeVガンマ線の検出や超新星残骸RX J0852.0-4622全体からのTeVガンマ線放射領域の 構造を見ることに成功しています。研究会では、CANGAROOの最近のactivityを皆様に お知らせすることは勿論ですが、他波長域の観測家、理論家の皆さんと高エネルギー ガンマ線天体の議論を活発に行い、高エネルギーガンマ線天文学の展望を考えるもの にしたいと思います。 招待講演者の皆様(敬称略) 鶴 剛(京大理) 「すざく衛星の初期観測結果」 片岡 淳(東工大理工) 「Suzaku衛星によるAGNの観測と将来展望 (仮)」 森 浩二(宮崎大工) 「X線によるパルサー星雲の観測」 森口義明(Max-Planck-Institute for Nuclear Physics) 「銀河系内分子雲とTeVガンマ線源の比較について」 水野 恒史(広島大理) 「GLASTによる高感度GeVガンマ線観測と、TeVガンマ線との関連(仮)」 瀧田正人(東大宇宙線研) 「チベット実験による高エネルギーガンマ線観測(最近の結果)」 政井 邦昭(都立大理/首都大教養学部理工) 「超新星残骸の高エネルギー現象」 井上 進(国立天文台) 「銀河団からの高エネルギーガンマ線」 山崎 了(広島大理) 「TeV gamma-rays from old SNRs」 ------------------------------- CANGAROOからの講演 谷森 達(京都大理) 「CANGAROOグループによるガンマ線観測の現状」 榎本 良治(東大宇宙線研) 「CANGAROO-IIIの解析手法と感度」 吉田 龍生(茨城大理) 「他のグループのTeVガンマ線観測の最近の結果」 ===================================