<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.868:2006年 1月24日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 **************< 【最終案内】KEK-PS でのテスト実験について >************** 各位 12月19日に案内いたしました下記の『平成18年3月までの KEK-PS におけるテスト実験』は、昨年末の締め切り段階では新規の問い合 わせはありませんでした。つきましては、【2月7日】まで問い合 わせや申請を受け付ける事とします。実施を希望・検討される方は、 企画調整担当(家入[下記参照])までご相談ください。 尚、年度内の実施準備等の関係上【2月7日】以降の申請は受け付 ける事ができません。ご承知おき下さい。 平成18年1月24日 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所物理第三研究系    中村健蔵    家入正治(masaharu.ieiri [at] kek.jp, tel:029-864-5638) ++++++++++++++++++++ 高エネルギー加速器研究機構陽子加速器(KEK-PS)によるテスト実験 についてのお知らせ 先にご案内いたしました通り12 GeV KEK-PS の主リングを用いる 共同利用実験は、大強度陽子加速器(J-PARC)建設の進展に伴い、 本2005年(平成17年)12月28日を最終期限として終了します。 しかしながら、12GeVでの共同利用実験が終了した後も、年度末 (平成18年3月)まではブースターを利用する中性子・中間子の 共同利用実験が継続されるため、PS加速器グループの協力のもと 電気代を手当できる範囲で、主リングを加速器スタディーの時期に 合わせて8GeVにて運転することは可能となります。 従いまして、内部標的を用いるテストビームを供給できる可能性が 考えられます。但し、実施するとしても以下のような制約があります。 ○運転経費節減のため、主リングは8 GeVで運転します。 ◯現在の試算ですと、最大で66シフト(22日)程度運転できます。  20シフト(1週間)を3回分程度です。この運転時間を実施課題  毎に振り分ける事となります。また、8GeVでの加速器スタディー  での運転に合わせるために、実施時期は限定されます。 ○8GeVで運転する場合に、加速器の性能等により12GeV運転時に  相当する二次粒子強度は保証されるものではありません。 ○本年12月の共同利用実験終了後、素核研ビームチャンネルグルー  プはJ-PARC建設に専念します。従って、その後は自力でテスト  実験用ビームチャンネルの維持・運転が可能なユーザーに限りテ  スト実験を認めることが素核研執行部で確認されております。 以上のような制約の下でも2006年の1月〜3月の期間にテスト実験を 希望される方は、実験申請を受け付けます。 実施を希望・検討される方は、【12月28日】までに企画調整担当 (家入[下記参照])までご相談ください。 また、主リングを12GeVで運転した場合と同条件で8 GeVで運転した 場合とに、T1及びπ2ラインで期待されるビーム強度等を    http://www-ps.kek.jp/kekps/eppc/it/ に掲載してありますので、ご参照下さい。  平成17年12月19日 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所物理第三研究系    中村健蔵    家入正治(masaharu.ieiri [at] kek.jp, tel:029-864-5638) ===================================