<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.816:2005年 9月 6日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 **********< 日米セミナー「二重ベータ崩壊とニュートリノ質量」 >********** 日米セミナー「二重ベータ崩壊とニュートリノ質量」開催のご案内 US-Japan seminar on "Double Beta Decay and Neutrino Mass"         2005年9月17日(土)−20日(火)         米国・ハワイ州・リッツカールトンホテル         http://usj.phys.sci.osaka-u.ac.jp/ 「二重ベータ崩壊とニュートリノ質量」に関する日米共同セミナーが 「第2回日米物理学会合同核物理分科会」(2005.9.18-22)のプレイベン トとして上記の日程・場所で開催されます。18日は分科会のワークショッ プを兼ねています。このセミナーは平成17年度日本学術振興会二国間交 流事業のサポートを受けています。 ニュートリノ振動現象の確認以後、二重ベータ崩壊の研究は現代物理学 における最も重要な問題のひとつになっています。この研究は、ニュー トリノがマヨラナ粒子であることを証明する現在知られている唯一の方 法であり、その証明は同時にレプトン数保存則の破れを意味し、宇宙を 物質優勢に導く鍵となっています。この時期に日米の研究者がハワイに 集い、二重ベータ崩壊研究の現在の状況と将来の方向性について議論を 深めることは時宜を得たものと思われます。 セミナーは9月17日(土)から開催されます。初日はニュートリノ質量の起 源についてのトピックや、現在稼動中の実験と提案されている将来の実 験についてのレビュー講演が予定されています。2日目(9/18)は引き続き 将来の実験について議論を進めるとともに、他の実験からのニュートリ ノ質量に関するアプローチに関してのレビュー講演も予定されています。 19日には午前中のセッションが予定されており、これらの実験の詳細に ついての議論と技術的な問題についての講演を持ちたいと考えています。 普段なかなか聞けない方の講演もあり、興味をお持ち頂けると思います。 是非とも参加をお願いします。 岸本 忠史 Kevin Lesko ------------------------------------------ プログラム(講演者名のみ抜粋) 柳田勉, Boris Kayser, John Wilkerson, Kevin Lesko, 岸本忠史, Aksel Hallin, Michael B. Smy, 清水格, Frank Calaprice, Karsten Heeger, 新田和範, Keith Rielage, Thomas Gutierrez, 南方久和, Akif Balantekin, 高杉英一, Bernard Sadoulet, 川崎雅裕, 大隅秀晃, 能町 正治, Andrea Pocar, 森山茂栄, Aksel Hallin, 硲隆太, 小川泉, Karol Lang, Carter Hall, Reyco Henning, Craig Aalseth, Dongming Mei 詳細は上記のURLを御覧下さい。 ===================================