<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.715:2004年12月20日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ********************************< 会 報 >******************************** CRC会員 各位                          CRC実行委員長 鳥居祥二 CRC事務局 宇宙線研支部 *****************< 宇宙線将来計画シンポジウムのお知らせ >*****************   CRC実行委員会では、昨年度の将来計画シンポジウムに引き続いて、   第2回目のシンポジウムを以下の要領で開催致します。  今回のシンポジウムでは、前回のシンポジウムでの議論を踏まえて、準備状況、研 究組織、研究内容などの観点から、昨年度の発表の内から口頭発表のテーマを実行委 員会で選定し、下記のプログラムを作成しました。このプログラムに掲載されている 発表のほかに、申し込みのあった8件のポスター発表があります。 ポスター講演を お申し込みいただいた方は、シンポ開催期間中ポスターの掲示と休憩時間における説 明をお願い します。   このシンポジウムは、宇宙線研究所の共同利用予算の配分を受けていますので、 発表者以外にも、旅費を希望される人は以下の用紙に記入のうえ、事務局宛に 12月25日(土)までにお申し込みください。 年末のため締め切り日は厳守でお願いします。なお、旅費の申請額が予定を上回った 場合には、発表者(ポスターを含む)を優先しますが、できるだけ申し込み者全員に 配分できるようにする予定です。なお、1月6日午後6時からカフェテリアにて懇親 会を予定していますので、奮ってご参加ください。 なお最後の全体討論に関連して、KEK の戸塚機構長から下記のような依頼があり、 宇宙線コミュニティーとしての意見のとりまとめを早急に行う必要があります。 そのため、当初予定を変更して、以下の内容を盛り込むことにしました。 1)の内容 については、今回のCRCシンポが、スケジュール的にみて唯一の機会なので、この シンポを意見聴取の機会とさせていただきます。2)については、シンポ終了後に臨 時実行委員会を開催して本シンポでの議論にもとずいて、今後の方針を議論し、でき るだけ年度内に最終案をまとめ、3)の方針に従って報告を戸塚機構長にお送りする 予定です。 このために、臨時の実行委員会(1時間程度)をシンポ終了後に開催しますので、実 行委員の方はご参加ください。なお、このために最後の全体討論の時間が短縮された ことをお許しください。 ******** 戸塚機構長からの依頼 内容(文面は多少修正してあります。)********** 総合科学技術会議(CSTP)は本年12月から約1年をかけて標記計画に関する意見聴取(?、 正確な性格は未定)のため委員会を立ち上げる。 この件で、(戸塚機構長には)基礎 研究に関する大型施設に関する意見を期待されている。 貴コミュニティにおいて標記計画についての要望があったら提出をお願いしたい。 た だし、単なるプロジェクトの陳情であっては困る。第1期、2期計画を十分研究の上 、意見取りまとめをお願いしたい。 1)どのような形態でコミュニティの意見聴取を行ったのか(ワークショップ、委員会 等)の経緯を示す。 2)標記計画に関するコミュニティ内の意見の取りまとめを行う。 executive summary,main partとして報告。 3)(戸塚機構長宛に)見取りまとめ報告はコミュニティの準備でき次第お願い。 *************************************************************************** 参加申し込み先: CRC事務局宇宙線研支部(林田)宛 ( crcjimu [at] icrr.u-tokyo.ac.jp ) ********< 参加申し込みフォーム(締め切り12月25日(土)厳守) >******* *氏名:         *所属: *職名(身分): *発表の有無:    有 ・ 無 (いずれかを消去) *旅費請求の有無:  有 ・ 無 (いずれかを消去)     旅行日程:  参加予定日の日帰り または 宿泊の有無 を記入 *柏共同利用宿舎予約を事務局に依頼する:        宿泊希望日程 月 日晩 〜 月 日朝 まで 泊 日 会期時間外鍵の引渡 有 ・ 無 *懇親会:(会費: 3000円/人) 参加する 参加しない (いずれかを消去) *************************************************************************** ---------------------< CRC宇宙線将来計画シンポ >----------------------- ○ 日時 2005年1月6日(木)、7日(金) ○ 場所 宇宙線研究所 大会議室(6階) ○ プログラム(案) (口頭発表は、質疑応答10分を含んで40分。) 1月6日(木) (I) 10:50-12:20 (座長1) 0. はじめに                     鳥居祥二(神奈川大) 1.宇宙線望遠鏡(TA)              福島正己(宇宙線研) 2.EUSO(Extreme Universe Space Observatory)     戎崎俊一(理研)  --------------- 12:20-13:20 ( 昼休み+ポスター) ------------------------- (II) 13:20-15:20 (座長2) 3.全天高精度素粒子望遠鏡(Ashra)計画       佐々木真人(宇宙線研) 4.IceCube実験: 高エネルギーニュートリノ天文学の開拓 吉田 滋 (千葉大) 5.LCGT計画の現状と見通しについて      黒田和明(宇宙線研)  --------------- 15:20-16:00 (休憩+ポスター) ---------------------------- (III) 16:00-17:20  (座長3) 6. 神岡実験の将来計画                中畑雅行(宇宙線研) 7.暗黒物質探索計画                森山茂栄(宇宙線研) 18:00- (懇親会) --------------------------------------------------------------------------- 1月7日(金) (IV) 9:00-11:00  (座長4) 8.チベット実験の現状と将来              瀧田正人(宇宙線研) 9.Super CANGAROO 計画                 森 正樹 (宇宙線研) 10. 高エネルギー電子、ガンマ線観測計画(CALET)   鳥居祥二(神奈川大)  ----------------- 11:00-11:20 (休憩+ポスター) --------------------------- (V) 11:20-12:40 (座長5) 11. サブMeV-MeVガンマ線全天探索計画         窪 秀利(京大) 12.太陽中性子観測計画            村木 綏(名大STE研)  ----------------- 12:40-13:40 (昼休み+ポスター)------------------------- (VI) 13:40-15:30  (鳥居) 13. 全体討論 1)宇宙線将来計画の推進に関する全体討論 2)総合科学技術会議に対するCRCの要望 ----------------------------------------------------------------------------- ポスター講演 P-1. Chacaltaya における10^15eVから10^17eV領域での 宇宙線の核相互作用と化学組成の研究 本田 建 (山梨大) P-2. 乗鞍ミューオン・ホドスコープによる宇宙天気研究 宗像一起(信州大) P-3. NEWAGE実験 -方向に感度を持つ検出器での暗黒物質探索実験- 身内賢太朗(京大) P-4. インジウムを用いたpp-7Be太陽ニュートリノ実験 福田善之 (宮城教育大) P-5. IceCube 光検出器キャリブレーション 宮本寛子(千葉大) P-6. ISS搭載ミッションとしてのCALETの適合性 高柳昌弘(ISAS/JAXA) P-7. CALETによる電子、ガンマ線、原子核成分の観測 吉田健二(神奈川大) P-8. シャワー検出器のためのSciFi読み出しフロントエンド回路の開発 田村忠久(神奈川大) =================================== ===================================