<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.660:2004年 6月 8日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ******************< 日本物理学会分科・領域委員会 議事録 >****************** CRC会員各位 6月4日に開かれた日本物理学会分科・領域委員会の議事録をお送りします。 (素粒子実験分科代表住吉孝行さんのまとめを許可を得て転載させていただいて います。) 素核宇領域化に伴う細則についてはまだ理事会を通っていませんが、最終案に 近づいており、物理学会の大会におけるシンポジウム・招待講演・企画講演 (後者二つは従来の特別講演の後継)の決定の流れは、素核宇では (従来)分科世話人が分科代表と協議して案を作る(あるいは公募) →分科・領域委員会で承認 であったものが (領域化後)領域世話人が領域代表と協議して案を作る(あるいは公募)   →素核宇領域プログラム小委員会で領域間調整→領域委員会で承認 というふうに変わる見込みです。また、領域代表の引継ぎをスムーズにするため、 次期領域代表を領域副代表として一年間「見習い」をしてもらう案になっています。 承認された場合は次回宇宙線分科全体懇談会で選出をお願いすることになります。 森正樹 宇宙線分科代表 ****************************************************************************      分科・領域委員会、 物性分科プログラム委員会 議事録 開催日時:平成16年6月4日(金)11:00〜17:10 出席者 :谷村吉隆、安藤恒也、碇 寛、伊藤 正、上羽 弘、小杉正男、勝本信吾、      木下修一、蔵本由紀、小島智恵子、島倉紀之、土岐 博、永井克彦、      長谷川幸雄、坂東昌子、平田光司、水崎隆雄、宮下精二、吉田善章、      江澤潤一、住吉孝行、岡 真、岸本忠史、森 正樹(敬称略) 議題 1. 担当理事報告  1) 副委員長の選任     次期大会担当理事(平田光司氏)を副委員長とする。     現理事(谷村氏)は10月で任期が終了。  2) 小委員会の編成     核理論・実験2005年日米合同分科会のプログラムなどは     小委員会で審議する。  3) 概要集のWWW化のスケジュール     概要集を購入された方のみwebで閲覧可能。  4) 物性分野の秋季大会(青森大学)での宿舎・昼食などに関して。     物性分野の参加者への理解が求められた。 2. 審議  1) 素核宇領域化に伴う領域委員会規定、素核宇領域プログラム小委員会内規、    物性領域プログラム小委員会内規の設定について   ・ ここで提案された規定は、理事会に諮られて10月より施行される。   ・ 副委員長および領域副代表の設置。     各領域には副代表を置き、その者が次期領域代表となる。領域代表の任期は    1年(再任1回のみ可能)だが、副代表を1年するので実質2年の役職となる。   (秋の高知大会で副領域代表を選出する必要あり。10月からは相原さんが領域    代表になることが決まっています。)   ・ 大会に関する重要な問題は理事会で諮られる。理事会には領域代表→領域委    員会委員長→理事会という経路で提案などの審議をお願いできる。   ・ 物性領域のシンポジウム・招待講演の審査は、物性領域プログラム小委員会    で行われる。物性領域プログラム小委員会は2〜3のさらに小さい委員会に分    けることも可能。   ・ 素核宇領域のシンポジウム・招待講演の審査は?素核宇領域プログラム小委    員会で行われる。   ・ 領域委員会では上記2小委員会での審議結果を承認する。また領域13(物    理学史、理科教育)、新領域「物理と社会」に関しては領域委員会で審査する。   ・ これまでの特別講演は廃止となり、すべて招待講演とする。    企画講演などが提案された場合はプログラム小委員会で審査する。   ・ 大会の正式名称:年次大会、秋季(春季)大会  2) 領域移行化後の領域委員会の開催方法に関して   ・ 午前中にプログラム小委員会を開催し、午後に領域委員会を開催する。  3) 物性領域2004年秋季大会のシンポジウム・招待講演の審査   ・2〜3の招待講演が審議の上、却下された。   ・ シンポジウムの開催時間の調整が行われた。   ・ 英語の講演は出来るだけまとめてあげたほうが良いとの示唆。  4) 素核宇分科2004年秋季大会のシンポジウム・招待講演のピュアレビュー    素粒子実験に関しては、招待講演者の推薦理由について改善が求められた。   ・ その他:出来るだけWEBを使って提案するようにとの事務局からの要望あり。  5)「新領域・ビーム物理」の試行期間のあり方について   ・素核宇の領域化が終了するまで、試行期間を延長する。  6)領域13の重複講演に関して    同一大会での同一人物による2つ以上の講演は禁止されているが(但し、シン    ポジウムの、“はじめに”と“終わりに”はOK)、前の九州での年次大会で、    素粒子理論で受け付けられなかった2講演のうち1つを領域13の理科教育で 行った人がいる。→ 確信犯であり厳重注意。  7)その他   ・他学会との協賛に関して。    米国、韓国、台湾、中国、インドなどAPPSの物理学会員は日本物理学会で    講演できるが、ロシアは出来ない。→検討中    天文学会、地球惑星学会?から領域2(プラズマ物理)との協賛が要望されて    いる。→3年の試行期間を認める。    問題点:会費の安い学会に所属し、物理学会の大会で講演することが可能にな    る。                                               文責:住吉 **************************************************************************** ===================================