<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.658:2004年 5月 31日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ******************< 第15回「宇宙ニュートリノ」研究会 >******************* 第15回「宇宙ニュートリノ」研究会 日時:2004年6月24日(木)午前10時ー 場所:東京大学宇宙線研究所6階 大セミナー室 昨年度まで本研究会は「特定・宇宙ニュートリノ」研究会という タイトルの下、科研費特定領域研究「ニュートリノ振動とその起源の解明」 と宇宙線研究所・宇宙ニュートリノセンター(宇宙線研究所共同利用) によりサポートされてきました。本年度から特定領域が終了し、 特定の名前はとれますが、研究会自身は宇宙線研究所の共同利用研究の 一環として続けていくことにしました。 今後も広い意味で「ニュートリノ」に関する実験と理論双方の間をつなぐ 役割を果たして行きたいと思います。 今回のトピックスは 「ニュートリノの最新データと関連する話題」です。 今回は研究会をパリのNeutrino2004 国際会議の1週間後にセットしました。 Neutrino2004では新しいデータが発表されることが予想されます。 今回の研究会では、この新しいデータの詳しい解説を、 太陽ニュートリノ(SK+SNO)実験について宇宙線研究所の小汐さん、 カムランド実験の結果を東北大学の三井さん(まだ確定ではないですが)、 大気ニュートリノの結果を、宇宙線研究所の塩澤さん、また、 K2K実験の結果を京都大学の横山さんにそれぞれお願いしました。 いづれの方々も、実験の中心で活躍されていますので、大きな国際会議など ではなかなか聞けない解析の細かい点に対する疑問などにも答えていただける ものと期待されます。 関連する理論のトークですが、今年度からはこれまでよりリラックスした 考え方をとりたいと思います。実験のトークと直接関連するものに限らず 「面白いもの」や長期的視点に立って重要と思われる観点を含むものなどを 取り上げていきます。 幸いSUSY04 の機会に来日されるBerkeley の野村さんにトークを引き受けて いただきました。「 New Theories of Grand Unification from Higher Dimensions 」というホットトピックスに関するお話をお願いしました。 また、理論の方で関連する話題として、最近関連が言われている 「ダークエネルギーとニュートリノ質量」を谷本が解説します。 プログラム (tentative) _________________________________________________________________ 午前:10:00ー11:40 太陽ニュートリノの最新データ(SK+SNO): 小汐由介(宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設)(40分+10分) カムランド: 三井唯夫 (東北大学ニュートリノ科学研究センター、 To be confirmed, 40分+10分) 午後:13:00ー17:00 New Theories of Grand Unification from Higher Dimensions 野村泰紀 (バークレー) (50+10分) ダークエネルギーとニュートリノ質量: 谷本盛光(新潟大学) (30+10分) coffee break(20分) K2Kの最新結果: 横山将志(京都大学) (40+10分) SK大気ニュートリノ: 塩澤真人(宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設)(40分+10分) _________________________________________________________________ 旅費補助、交通、他: ○ 参加費用: 無料 ○ 宇宙線研究所への交通・宿泊等について:   宇宙線研究所への交通は  http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/traffic/index.html ○ 宿泊/旅費補助について: 旅費希望の方には、宇宙線研究所の研究員等旅費から支給します。 また、東大柏キャンパス共同利用宿舎での宿泊希望の方には、 宿泊申込用紙をお送りします。(申込用紙に従って、ファックスで 東大柏事務部共同利用係まで各自で申し込んで下さい。ファックス 番号は申込用紙を参照して下さい。) 宿泊申込用紙および旅費補助申請用紙については 宇宙ニュートリノセンター秘書福田蓉子までご連絡下さい。 連絡先; yoko [at] icrr.u-tokyo.ac.jp その際、以下の情報を記入して下さい。 氏名: 所属機関: 身分: 旅行日程(宿舎申込のみの場合は不要): 東大での銀行口座登録の有無(宿舎申込のみの場合は不要): 宿泊申込用紙、旅費補助申請用紙の要不要: なお、宇宙線研究所共同利用旅費に限りがあるため、 自分で旅費をお持ちの方は、そちらの旅費でお願いします。 研究会世話人: ICRR宇宙ニュートリノセンター  梶田隆章 都立大  南方久和 新潟大  谷本盛光 ===================================