<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位                CRC事務局 *****************【宇宙科学談話会スケジュール(10月・11月)】******************** CRC会員の皆様 宇宙科学研究所で開催しております「宇宙科学セミナー・談話会」の10月〜11月 の予定をお送りいたします。 ※外部からのTV会議接続も歓迎いたします。このメール文末に連絡先を記載し ておりますので、ご希望の方は御一報願います。 また、試行的にZoomによる接続も開始いたしております。zoom にてて接続希望の 方は、別途ご案内をいたしますので、前日の15:00までにご連絡いただければ幸い です。 --------------- ○宇宙科学談話会(第135回) 日時: 2018年10月10日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研A棟2階会議場(JAXA相模原キャンパス) 題目: 月のプラズマ・電磁環境研究の現状 講師: 西野真木(名古屋大学 宇宙地球環境研究所) 概要:  月のプラズマ・電磁環境研究の最新の話題を紹介する。月は濃厚な大気や固有磁 場を持たず、固体天体表面と周囲の宇宙プラズマが直接的に相互作用をする。ま た、月表面の一部には磁気異常が存在し、それらと宇宙プラズマの相互作用も理 解が進みつつある。本講演では、月周回衛星「かぐや」や同時代の探査機による 主な科学成果を振り返るとともに、未解決問題を提示する。 言語: 日本語 --------------- ○宇宙科学談話会(第136回) 日時: 2018年10月17日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研A棟2階会議場(JAXA相模原キャンパス) 題目: 宇宙生命計算科学連携拠点と研究成果 講師: 梅村雅之(筑波大学計算科学研究センター) 概要: この10数年、星間分子観測、系外惑星観測、アストロバイオロジーの様々な取り 組みにより、宇宙における生命起源探究の機運が急速に高まってきている。本拠 点では、宇宙における生命の起源に関わるキープロセスを計算科学の手法により 探究し、宇宙生命科学のブレークスルーを目指している。本講演では、宇宙生命 計算科学連携拠点の概要と、星間分子生成や微惑星形成などに関する最新の研究 成果について紹介する。 言語: 日本語 --------------- ○宇宙科学談話会(第137回) 日時: 2018年10月24日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研A棟2階会議場(JAXA相模原キャンパス) 題目: 非平衡プラズマ研究のための鉄イオン原子データ・分光モデルの研究 講師: 村上 泉(核融合科学研究所 ヘルカリ研究部) 概要: 非平衡プラズマ現象の研究に向けた、極端紫外スペクトル線解析のための鉄イオ ンの原子データと分光モデルの評価を、大型ヘリカル装置(LHD)等実験室プラズ マを用いて行った。Fe XVIIの発光線強度比の評価から、ひのでEISの計測値の理 論値・実験値からの ずれはEISの感度較正の経年変化の発見へとつながった。精 度を評価した原子データ・分光モデルにより、様々な非平衡プラズマ現象研究へ の応用が期待できる。 言語: 日本語 --------------- ○宇宙科学談話会(第138回) 日時: 2018年10月31日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研A棟2階会議場(JAXA相模原キャンパス) 題目: 水素分子の形成とオルトーパラ転換—宇宙科学との関係を考える Molecular-hydrogen generation and ortho-para conversion - Relation with astrophysics 講師: 福谷克之(東京大学 生産技術研究所) 概要: 星間分子のなかで、宇宙に最も豊富する水素分子のオルトーパラ比は,分子雲の 温度履歴を反映している.このとき,星間物質表面でのオルトーパラ転換がオル トーパラ比の時間発展を決める重要なパラメータとなる.我々は,主要な星間物 質である氷表面でのオルトーパラ転換の実験を行い,その転換時間を求め,その 物理機構を考察した. 言語: 英語 --------------- ○宇宙科学談話会(第139回) 日時: 2018年11月7日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研新A棟2階会議室A(JAXA相模原キャンパス) 題目: Space gravitational wave antenna DECIGO and B-DECIGO 講師: 川村静児(名古屋大学大学院理学研究科) 概要: スペース重力波アンテナDECIGOは宇宙誕生直後に起こったと考えられているイン フレーションからの重力波を検出することが主目的の将来ミッションである。講 演ではDECIGOとその前哨衛星であるB-DECIGOについて詳しく説明する。 言語: 英語 --------------- ○宇宙科学談話会(第140回) 日時: 2018年11月8日(木)16:30〜17:30 場所: 宇宙研新A棟2階会議室A(JAXA相模原キャンパス) 題目: 博士課程在籍者のキャリアパス等に関する意識調査; フォーカス・グルー プ・インタビューからの考察(仮題) 講師: 松澤孝明(文部科学省科学技術・学術政策研究所) 概要: (担当小林より)博士課程の本音に迫る調査結果をご紹介いただけることになり ました.学生の皆さんはご自身の将来の参考に,先生方はいよいよ到来する 「2018年問題」に備えて,必聴です! 言語: 日本語 --------------- ○宇宙科学談話会(第141回) 日時: 2018年11月14日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研A棟2階会議場(JAXA相模原キャンパス) 題目: Lean Satellite, a new way of making and using satellites 講師: 趙 孟佑(九州工業大学大学院工学研究院) 概要: 近年、小型・超小型衛星の開発・利用が飛躍的に伸びています。それらの衛星に ついては、衛星のサイズや重量より、低価格・短納期を目指した従来にない開発 ・マネージメント手法を的確に表すためにLean Satelliteと呼ぶ流れがあります。 Lean Satelliteの大きな課題のうちの一つとして、低価格・短納期を追求しなが らもミッションの成功を確保することがあります。九州工業大学超小型衛星試験 センターで行なってきた国内外の衛星の試験や、超小型衛星試験国際標準(ISO- 19683)の制定活動、また九工大自体の衛星開発等を通じて得られた経験から、課 題解決の糸口が徐々に見えてきました。最近の超小型衛星の動向と合わせてお話 ししたいと思います。 言語: 英語 --------------- ○宇宙科学談話会(第142回) 日時: 2018年11月28日(水)16:30〜17:30 場所: 宇宙研A棟2階会議場(JAXA相模原キャンパス) 題目: 宇宙実験・地上実験から探る地球外有機物と生命の起源 Search for Origins of Extraterrestrial Organics and Life by Ground and Space Experiments 講師: 小林憲正(横浜国立大学大学院工学研究院) 概要: 生命の起源における地球外有機物の重要性が議論されている。本講演では,地上 および宇宙実験による地球外環境下での有機物生成・変成・地球への伝搬へのア プローチを紹介し,その生命の起源との関わりを議論する。 言語: 英語 --------------- 【セミナー・談話会一覧】 http://www.isas.jaxa.jp/researchers/colloquium/ 【開催についての連絡先】 宇宙科学談話会・セミナー・世話人一同 danwakai [at] ML.ac.jaxa.jp 【TV会議およびzoom接続の連絡先】 JAXA宇宙科学研究所・科学推進部・東方     東方(内:27130) tobo.kazumi [at] jaxa.jp 注:TV会議の対応規格は、H.323、H.320です。 ************************************************************************