<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2017年8月28日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位            CRC事務局 **********<物理学会:学生発表賞の創設について>********** 物理学会:学生発表賞の創設について CRC会員の皆様                CRC実行委員長 西嶋恭司(東海大理) 宇宙線・宇宙物理領域代表・領域委員からの依頼により配信します. 前回の領域懇談会で話が出た「日本物理学会学生優秀賞」について制定に 向けた動きが具体化してきました.詳細は領域代表田中さんからの以下の メールと添付ファイルをご覧ください.物理学会より意見のフィードバックを 求められており,秋の物理学会の領域懇談会で主要議題の一つとなります. 各自ファイルに目を通され,ご意見のある方は,当日,あるいは前もって 領域代表または領域委員にお伝えください. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日本物理学会、「宇宙線・宇宙物理」領域の皆さま、  物理学会における学生発表賞の創設の議論が進められています。今年度の 春の学会における領域懇談会の際に少し議論がありましたが、添付ファイル のように進めるという案が理事会より提示されました。 1)実施に際して、公正な審査が可能かどうか疑問に思う声が挙がることは 容易に想像できます。また、審査にともなう労力も無視できないとは思いま す。一方で、賞を出さないことによる不利益のないようようにと考える気持 ちも共通のものだと考えます。領域委員の間で検討した結果、皆さんの理解 が得られるならば、実施の方向で進めるのがよいという意見が多く、以下に 実施手順の一案を示させていただきます。実施に対して、慎重な意見も多数 あるかと思いますので、事前に寄せていただければありがたく思います。 2)今回の領域懇談会で議論する点は、添付のファイル内で理事会から依頼 されているとおり、 (Q1) 物理学会全体の賞として「日本物理学会学生優秀発表賞」を制定することについてのご意見 (Q2) 各領域に候補者推薦をお願いする形式に対してのご意見 (Q3) 特別な予算は用意しない予定ですが,仮賞状発行許可についてのご意見 (Q4) 上に述べたような形で賞を制定した場合,領域として受賞者推薦を行うかどうか (Q5) その他ご意見,疑問点 です。特に議論になるのは(Q1)と(Q4)でしょう。領域委員会に参加した個人 的な感想では、(Q1)に関して、我々の領域が参加するかどうかは別として、 物理学会全体として、実施の方向に向かっているということを強く感じまし た。発表賞を領域の責任で発行している領域がすでに存在しており、その状 態を放置するのを物理学会としては良しとしないと考えているからだと理解 しています。 3)我々の領域で賞を出すということになれば、どのように実施するべきか の議論を領域運営委員+有志のワーキンググループで詰めて、早ければ、来 年の春の学会で決定ということになるかと思います。  田中貴浩 領域代表 =======================================================================      考えられる学生発表賞選考手順のイメージ 学会講演申し込み時) 学生が概要の先頭に学年を書くことでエントリー            予稿の提出を義務づける(?) 学会1ヶ月前までに) 推薦文の送付(?) 学会まで)     各学生に対して3名(?)の審査員の割り当て、 各審査員は例えば10名(?)の審査をする            (具体的にはどうやって調整するのかは問題) 学会当日)      審査員は発表の内容と発表のわかりやすさの両面を評価 して相対評価(?)で評点をつける 学会終了後) 評点の集計を基本として、最終的には領域委員によるテ            レビ会議による合議で学生の発表者10名に対して1名(?) 程度の受賞者を決定する