<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 会 報 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> <<<<<<<<<<<<<< CRC News 2014年 5月 8日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位                             CRC事務局 **************< 2013年度 第2回CRC総会 議事要録 >************** 日時:2014年3月29日 17:40〜18:50 場所:東海大学 日本物理学会 TS会場 出席者:(順不同、敬称略)瀧田正人、佐古崇志、伊藤好孝、塩沢真人、 齋藤隆之、中畑雅行、西村康宏、安東正樹、郡司修一、堀田直己、川崎賀也、 玉川徹、野中敏幸、宗像一起、西嶋恭司、梶田隆章、森正樹、竹内康、 林田直明、窪秀利、高橋覚、得能久生、吉田健二、松原豊、吉越貴紀、 さこ隆志、横澤孝章、有働慈治、川田和正、上野昂、福島正己、高田淳史、 関谷洋之、平出克樹、寄田浩平、田中雅士、山本尚弘、譲原浩貴、片寄祐作、 日比野欣也、武石隆治、村木綏、水谷深志、片桐秀明、山崎勝也、木戸英治、 井上進、三宅芙沙、松林恵理、野田浩司、山下雅樹、山本常夏、川出健太郎、 神田展行、田島宏康、石尾一馬、寺澤敏夫、森山茂栄、市村雅一、手嶋政廣、 佐川宏行、青木茂樹、中森健之、身内賢太朗、小川洋、安部航、伏見賢一、 小島浩司、大嶋晃敏、増田公明、佐藤修一、田中秀和、竹田成宏、牧野友耶、 三代木伸二、櫻井信之、毛受弘彰、吉田龍生、麻生洋一、晴山慎、戎崎俊一、 大石理子(以上82名) ○議論に先立ち、神田委員長より若手奨励賞について意見が述べられた。  今年度の受賞が実験系でいなかった。積極的に応募してもらいたい。  指導教員からも応募を推奨してもらいたい。 C: 実験系の受賞者数(最大2)は、学会での講演数ベースで決まっている。 C: CRC所属でなくても若手賞には応募できるが、応募した後でCRCに   入会した場合にはCRCからの副賞は授与されないので注意して   もらいたい。 【CRC総会議長選出】  立候補が無く、CRC実行委員会から山本常夏氏が推薦され、了承された。 【報告・議事】 (1)CRC事務局報告(林田)  ●会員の訃報   ○神奈川県立保健福祉大学の古森良志子様が、5月29日に御逝去され    ました。   ○早稲田大学教授 道家忠義樣が、10月2日、御逝去されました。   ○前田嘉一様が、11月に91歳で御逝去されました。   ○三浦靖子様が、御逝去されました。   皆様の御冥福を、心からお祈り申し上げます。  ●CRC活動報告    9月26日、CRC将来計画検討小委員会2011-12期 最終報告   10月16日、CRC会員名簿更新のお知らせ   10月28日、会費お知らせ便郵送    1月20日、2014年度CRC選挙公示    2月10日、14日、2014年度CRC選挙開票結果報告    3月14日、CRC連絡誌39号発行郵送    随 時 、CRC News No.2161〜No.2264 (104件) 配信  ●2013年度CRC会計収支報告・会計監査報告(2014年3月19日現在)   収入: 前年度繰越金 830,417円 口座振込会費 293,120 現金会費 40,000 預金利息 100 ----------------------------------- 収入合計 1,163,637円 支出: 若手夏の学校支援金 100,000 円 将来計画最終報告書印刷費 126,000 郵送費等の事務経費 36,170 -------------------------------------------------- 支出合計 262,170 円   収支残高: 1,163,637 - 262,170 = 901,467 円   次年度繰越: 口座 244,840 + 預金 656,627 = 901,467 円   ◎上記の通り、適正に処理されていることを認めます。         2014年3月25日    会計監査 竹内康雄   --------------------   C: 今回は、若手奨励賞の副賞の支出はなかった。  ●2014年度CRC選挙開票結果報告   1.CRC実行委員会委員長    当選   神田展行 94 大阪市大 (2期目)   2.CRC実行委員会委員 12名    当選1位  伊藤好孝 78 名古屋大    当選2位  荻尾彰一 63 大阪市大    当選3位  手嶋政廣 59 東大    当選4位  宗像一起 53 信州大    当選5位  森正樹 47 立命館大    当選6位  山本常夏 41 甲南大    当選7位  さこ隆志 33 名古屋大    当選8位  田島宏康 32 名古屋大    当選9位  戸谷友則 29 東大    当選9位  佐川宏行 29 東大    当選11位  梶野文義 22 甲南大    当選12位  片寄祐作 15 横浜国大   3.東京大学宇宙線研究所 共同利用研究運営委員会委員          (宇宙線関連分野の学外委員)推薦候補者12名    当選1位  西嶋恭司 47 東海大    当選2位  山本常夏 41 甲南大    当選3位  田島宏康 36 名古屋大    当選4位  窪秀利 30 京都大    当選5位  宗像一起 16 信州大    当選6位  伊藤好孝 15 名古屋大    当選6位  荻尾彰一 15 大阪市大    当選8位  森正樹 12 立命館大    当選9位  常定芳基 11 東工大    当選10位  神田展行 9 大阪市大    当選11位  片寄祐作 6 横浜国大    当選12位  長滝重博 6 理研  ●新入会員   ○花畑 義隆(はなばた よしたか)(宇宙線研 研究員)  CTA   ○武石 隆治(たけいし りゅうじ)(宇宙線研 新D2) TA   ○麻生 洋一(あそう よういち) (国立天文台 准教授) KAGRA   ○山崎 勝也(やまざき かつや) (大阪市大理 新D3) TA   ○寄田 浩平(よりた こうへい) (早稲田大 准教授)  ANKOK   ○田中 雅士(たなか まさし)  (早稲田大 研究員) ANKOK   ○藤崎 薫 (ふじさき かおる) (早稲田大 新D2) ANKOK   ○川中 宣太(かわなか のりた) (東大理 助教)    理論   ○牧野 友耶(まきの ゆうや)  (名大STE研 新D1)  LHCf   ○松林 恵理(まつばやし えり) (名大STE研 新D1)  LHCf   ○鈴木 麻未(すずき あさみ)  (名大STE研 新D1) 雲核生成実験  - 実行委員会で上記11名の入会が承認された。  ●退会者   ○川名進吾(元埼玉大)   ○宮島光弘(早大)(MPI)   ○覚道雄次郎(元福井工大)   ○渡辺秀樹(MPI)  - 実行委員会で上記4名の退会が承認された。 (2)実行委員会報告と提案(神田)  ●H25.9月以降の実行委員会事項   神田委員長より、活動の概要が報告された。主なものは以下。   - タウンミーティングを開催。   - 各種委員の推薦を行った。(敬称略)   o KEK「測定器開発優秀修士論文賞」の選考委員     森山茂栄(2013-2014)、山本常夏(2014-2015)   o RCNP(任期:2014年4月から2年間)     核運委:窪秀利、研計委:森正樹   o ICRR運営委員会委員(任期:2014年4月から2年間、              推薦5名(補欠1名含む))     CRC実行委員選挙で得票数上位から推薦。所外の方。     神田展行、伊藤好孝、荻尾彰一、宗像一起、森正樹   o ICRR共同利用研究運営委員会委員     (任期:2014年4月から2年間、推薦10名程度)     実行委員と同時に選挙。     西嶋恭司、山本常夏、田島宏康、窪秀利、宗像一起、伊藤好孝、     荻尾彰一、森正樹、常定芳基、神田展行、片寄祐作、長滝重博  ●日本物理学会宇宙線・宇宙物理領域運営委員会の委員の選出     次期(2014年10月からの2年間)の領域委員を選出する必要がある。   三代木伸二氏は、領域懇談会で運営委員として認められたので、   1年任期でお願いする。他の2名を選びたい。   実行委員会から以下の提案があり承認された。    三代木 伸二 氏(ICRR) (領域運営委員兼務、任期1年間)    中森 健之 氏(山形大)(任期2年間)    小汐 由介 氏(岡山大)(任期2年間)    ●天文・天体物理若手夏の学校の後援依頼     後援依頼が届いた。実行委員会では、昨年と同額を補助することを   承認した。   総会においても承認された。昨年と同様に旅費10万円を補助する。  ●次年度の事務局書記   神田委員長より、事務局を選ぶ際の慣習の説明がなされた。   特に立候補はなく、2014年度は東工大(常定芳基氏)に依頼する提案   がされ、承認された。 (3)宇宙線研報告(梶田)  ●人事異動(2013/9/22以降、2014年4月1日(予定)まで)   2013.10.31 高橋竜太郎     特任助教 出向期間終了   2014.3.1   佐藤立子      リサーチアドミニストレーター   2014.3.31 鈴木洋一郎     早期退職   2014.3.31  東谷千比呂     退職   2014.3.31  芝田達伸、川田和正 特任助教任期満了   2014.3.31  林将央、木坂将太、斎藤浩二 特任研究員任期満了   2014.4.1 大橋正健      教授   2014.4.1 斎藤芳男      特任教授出向受け入れ   2014.4.1  川田和正      特任助教(TA-->チベット)   2014.4.1 久保真理子(観測的宇宙論)、金田邦雄(理論)特任研究員   2014年度 客員教員:    鈴木敏一、木村誠宏、都丸隆行(重力波)、増田公明(一次線)   なお、助教(CTA)Daniel Mazin、特任研究員(CTA) Daniela Hadasch、   特任助教(TA)得能久生の3名については決定しているが、   まだ着任していない。      所内的に研究サポート室を作った。今後本格活動予定。  ●平成26年度宇宙線研の体制 (2年間)   所長: 梶田隆章   副所長: 寺澤敏夫   高エネルギー宇宙線研究部門主任: 手嶋政廣   宇宙ニュートリノ研究部門主任: 中畑雅行   宇宙基礎物理学研究部門: 川崎雅裕   乗鞍観測所長: 瀧田正人   明野観測所長: 佐川宏行   神岡宇宙素粒子研究施設長: 中畑雅行   宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長: 梶田隆章  ●平成25年度補正予算   重力波に補正予算がついた。ただし、本予算の前倒し分として。  ●平成26年度概算要求及び関連事項   現在の経費: 神岡特別経費、共同利用・共同拠点経費、重力波  ●重力波の現状   現在、KAGRAの空洞掘削終了(H26年3月末)。   現地での作業本格化に伴い、神岡勤務が、    大橋、川村、(斎藤、)三代木、宮川、内山   の体制となる。  ●将来計画検討委員会の報告書   報告書が公開された。   http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/report/futureplan/futureplan2013.pdf   CTA (速やかに実現をめざすべき次期計画として…重点を置くことを   勧める。),   Hyper-Kamiokande, XMASS-1.5, チベット次期計画、Gadzooks!,   Tax4など評価。  ●第3回宇宙・素粒子スプリングスクール   3月4-8日に開催された。手嶋校長。   30人の学部3年の学生を受け入れるが、定員はすぐに埋まる状況。   今後とも宇宙線分野の大学院学生を増やす活動として継続したいので、   各大学の3年生に声をかけてもらいたい。  ●その他   梶田所長から以下のお願いがあった。   「第2期中期目標期間が終わるので、評価報告書の作成がある予定。   また次期の共同利用・共同研究拠点の申請もいずれ始まる予定。   共同利用研究関連で皆様からのご協力が必要になる場面もあるかと   思いますのでよろしくお願いします。」 (4)STE研報告(伊藤)  ●名大宇宙線望遠鏡3号(宇宙線ドーム)   1960年にミューオン望遠鏡(宇宙線望遠鏡3号)が作られた。   以下のような状況である。   - 1950年頃、宇宙線望遠鏡2号がオリオン座に点源発見?   - 1960年、関戸弥太郎ほか名大H研(当時)により建設。    宇宙線望遠鏡施設として発足。   - 双眼の空気チェレンコフ型ミューオン望遠鏡。経緯台式(全70t)   - 2講座(Px2 APx2 Ax2 Tx4)発足。CR研に。   - 1970年頃、観測修了。1989年太陽研へ。   - 2013年、ドーム地区から宇宙線Gが引っ越し   - 名大本部より、学生の音楽練習場利用の申し出。    ただし、望遠鏡3号溶断撤去が条件。   - 本部より、望遠鏡3号を残したいかどうか決めて欲しいとのこと。   - とりあえず、CRCにメールで情報を流すなど周知する。    近藤一郎氏とはメールでやり取り中。学会誌にも書くか…。   H26年度中に方針が決定される見込みであり、CRCとして望遠鏡3号を   どのようにしたいか、何か意向があれば意見を伺いたい。   Q:壊れる前に中を見る機会はあるか?   A:いつでも可。タウンミーティングを名大で行うのであれば    見学ツアーを行う予定。本当に壊す場合には、記念研究会を行う    ことを検討中。  ●太陽地球環境研究所(STE研)の素粒子宇宙起源研究機構(KMI)   との連携、共同利用拠点申請   o STE研の現状は以下である。    - 1989年に名大空電研究所の共同利用研への改組に理学部付属     宇宙線望遠鏡施設が合流して太陽地球環境研究所が発足    - 当時の宇宙線Gは太陽宇宙線、モジュレーションを研究    - 1989年村木着任、JANZOS, CANGAROOから太陽中性子、屋久杉C14、     重力マイクロレンズ等へ展開    - 2004年伊藤着任、2010年田島着任    - 2007年、2013年外部評価、2015年共同利用拠点再申請   o STE研には5つの研究グループがある。    宇宙線グループには、7名(教授2、准教授3、助教2)いる   o KMIは現在H26年まで認められている。現在、2センターを含み、    STE研から併任教員を2名出している。   o 概算要求で、KMIに新たにガンマ線天文研究を加えて3センター化に    する計画あり。KMIとSTE研の2つの場での宇宙線研究をどう展開して    いくか、議論中。   o 来年に共同研究拠点の再申請。CRCに何らかの協力依頼をする可能性    がある。 (5)事務局新体制の提案(林田)  ●事務局より、H26年度からの新体制の提案がなされた。  1.(新設)「総務(正)」と「総務(副)」の2名を置く。任期1年間。   1.原則として「総務(正)」が、CRC総務の業務を行い、    「総務(副)」は、その業務を見ているか、または必要に応じて代行    する。   2.次年度は、前年度の総務(副)が総務(正)となり、新たな総務(副)を    置く。   3.業務は、     a)全体の連絡窓口、     b)CRC Newsの配信、     c)総会での事務局報告、     d)実行委員長やCRC事務局担当者への連絡、     e)下記の2.3.4.以外のCRC業務。   ○H26年度は、林田氏が総務(正)を、1年間引き受ける。    総務(副)は、後日、実行委員長から依頼を行う。  2.(従来通り)「CRC WebとCRC選挙の管理」を「宇宙線研」に依頼する。    担当機関固定。H26年度は、大西宗博氏に依頼。任期は特に定めない。  3.(新設)「CRC会計とCRC名簿の担当」を「宇宙線研」に依頼する。    担当機関固定。H26年度は、野中敏幸氏に依頼。任期は特に定めない。  4.(従来通り)「書記」は、各機関持ち回りで担当する。任期1年間。  5.(新設) CRC事務局へのメールは、必ず “crcjimu [at] icrr.u-tokyo.ac.jp”    宛へ送る。このメールは、上記の「5名の担当者全員」に送られる。    (CRC事務局担当者の個人のアドレスには、送らないこと。)   ○本件に関して、後日、CRCニュースでも周知する予定。   Q: 正・副総務の任期は、合計で2年ということか?   A: そのつもり。   C: ICRR担当分(2.と3.)は交代する必要があるときに交代する。   - この提案を承認した。 (6)CRCの功労賞の創設(神田)  神田実行委員会より、CRCでの功労賞のような賞を新たに創設する提案が  なされた。理由として、CRCには様々な研究分野があり、顕著な業績を残  してはいるが、何らかの表彰を受賞する機会がなかった方もいる可能性  があるという事が述べられた。規約など必要ではあるが、このような  方々を対象に、功労賞のような賞が必要ではないかという議論が実行委  員会で行われている。総会で意見を伺いたい。  Q:対象はどのような方か?  A:引退もしくは引退間近であるが受賞のタイミングがなかった方、長年   の功労がつみあがっている方、目の付け所がよかったが、装置を実現   できなかった方、等を想定している。   目的は、そのような方々に対する感謝および、我々の分野の研究の流   れを再確認して記録に残すこと。現在の研究は、これこれの成果の上   になりたっているという再認識をする機会にしたい。また、例えば   学会の企画講演にリンクする等により、研究分野の活性化を図りたい。  Q:この議論が出たきっかけは?  A:CRC分野で研究成果が優れているが表彰されていない方がいるのでは   ないか、という話が出たこと。  - 本件に関して、実行委員会で前向きに話を進めることを承認した。 (7)IUPAPの各賞への推薦(森)  森正樹氏(IUPAP C4 member)から、IUPAPでの各賞への推薦に関する  依頼があった。  宇宙線国際会議でいくつか表彰されているが、その内、以下の賞は  C4 memberが選出する。   o O'Ceallaigh Medal: 現役で活躍している研究者   o Homi Bhabha Medal: 経験豊富な国際的に名の通った研究者   o Young Scientist Awards: 博士号取得から数年以内の研究者  選考では、推薦書が重視される。推薦者はC4メンバーである。  2015年にまた機会があるので、推薦の協力をいただきたい。  強力な推薦がないと選ばれることがないので、そのような意識を持って、  是非推薦に協力をいただきたい。  C:なんらかのオーガナイズが必要では?  A:森氏の方でオーガナイズは行うつもりである。推薦のアイデアはほしい。   賞の募集が始まってからオーガナイズ行う予定。  C:本件用の選考委員会などを作ってもよいかもしれない。  C:功労賞に選ばれた方は、Bhabha Medalメダルに推薦する、などの   やり方もあるかもしれない。  C:その場合には功労賞の選考を特に厳正に行う必要があるのでは。  C:次回の選考は2014年の終わり頃から議論が始まるので、早めの準備が   必要。 (8)JAXA理学委員会のシンポジウム(神田)  JAXA理学委員会から、今後のロードマップを議論するシンポジウム開催  の打診あり。  CRCには、DPFとJEM-EUSOに関して報告してもらいたいとの依頼であった。  現在、関係者と対応を調整中。 (9)将来計画検討小委員会(西嶋)  西嶋将来計画検討小委員会委員長より現状の報告がなされた。  今年度はタウンミーティングを一度開催した。webサイトに資料がある。  これまでは、当初の経緯もあって過去2年間に渡り、CRCの将来計画では  中規模実験がメインであった。  今回はそこでカバーされなかったものをカバーした。  前将来計画検討小委員会の最終報告書と、本委員会での議論に沿って、  ロードマップの案を作成し、実行委員会に報告した。  未掲載のプロジェクトもある。  過去からの流れを見せたほうがよいとの意見があったので含めた。  ロードマップは、前将来計画検討小委員会の最終報告書の追加資料と  してwebサイトに掲載したい。  C:実行委員会では内容について強い反対なし。まだ内容に関して承認は   していないが、総会にかけて議論すべきと決めた。  C:いつごろ外にでるか?  A:ここでの議論による。CRCには細かい実験があり、ロードマップで   くみ上げたい。実行委員会メンバーに見落としがあるといけない。   コミュニティ全体で点検したうえで全体の共有物としたい。   その上でオープンにしたい。   期間を区切って意見を募集して、議論をしたい。  Q:検討小委員会では、検討して答申した。今後の議論は実行委員会で   行うのか?  A:実行委員会で相談する。まずは、ロードマップを見えるようにして   もらう。  Q:意見の提出先は?  A:前は検討小委で意見を集めた。今回も西嶋委員長に意見を集める。  C:検討小委へのお願い:キャプションをつけてもらいたい。   文字の大きさ、色など。  A:青:現行、白、オレンジ:将来。文字の大きさにも意味がある。  C:図のみでは意味を汲み取りにくいので、それらを添えてもらいたい。  C:全ての人が各自のプロジェクトを主張し始めたらきりがないので、   タウンミーティングで触れられたものか、明白な実験に絞ってもらい   たい。  A:前々回の検討小委(森正樹委員長)の時には、網羅的に小さいものも   あげたことがある。ただ、CRCで議論にあがっていないものを載せる   ことはないだろう。現時点でも、一部のプロジェクトは削除させて   もらった。  - 本件に関して、CRCメンバー向けに、パスワード付きでロードマップ案   を何らかの方法で公開し、意見を募集することが承認された。   意見募集の期間は1週間程度とし、後日連絡をする。 (10)その他  Q:今年のタウンミーティングは?  A:今年は7月下旬頃に、名古屋あたりで1回目を開催する予定。   いくつかの分野で、理論と実験のレビュー、勉強をする。   冬に各プロジェクトからの話をしてもらって、内容の確認を行う。   比較的網羅的に行い、2日程度の日程で開催する予定。   その後、報告書をまとめる予定。  以上 *************************************************************