<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.2147:2013年 8月 26日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位                             CRC事務局 **************< 坂田・早川記念レクチャー講演者推薦のお願い >************** 第12回坂田・早川記念レクチャー講演者推薦のお願い 講演者選考委員会委員長 犬塚修一郎   名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻は同大学物理学教室創設 以来、素粒子物理学と宇宙物理学の両分野において世界の研究の発展に寄与し、ノ ーベル賞受賞者をはじめ社会の各方面で活躍する多くの人材の養成に貢献してきま した。   素粒子物理学の分野では、故坂田昌一教授の「2中間子論」提唱による湯川理論 の確立、クォーク模型の原型となった「坂田模型」とその延長線上でのニュートリ ノ混合(「牧・中川・坂田行列」)の提唱などにより、現在の素粒子論の世界的流 れを創出したと言えます。一方、宇宙物理学の分野では、故早川幸男教授のエック ス線や赤外線などを用いた多波長観測天文学の開拓によって観測的宇宙論や星間物 質研究の地平が大きく拓けています。   坂田・早川記念レクチャー制度は、両教授の業績を讃えるとともに、未来の発 展につながる次世代を担う研究者の育成を目的として設けられました。記念講演者 には、若者が物理の面白さを幅広い観点から理解し、その道に自らも挑戦したいと いう大志を抱く契機となるようなご講演をお願いしています。これまでに、11名の 方を講演者として選考し記念メダルを授与するとともに、高校生・一般市民に向け て、記念講演を行っていただきました。   本年も12月に、名古屋大学大学院理学研究科・名古屋市科学館共催で、名古屋 市科学館サイエンスホール(名古屋市中区)にて、第12回の記念レクチャーを開催 します。従来通り公募による講演者の選考を行います。今回は宇宙(理論研究)分野 において、坂田・早川記念レクチャーにふさわしい講演者の推薦をお願い申し上げ ます(文末のこれまでの講演者のリストを参照ください)。ご推薦にあたっては、 候補者のお名前にごく簡単な推薦理由を添付していただければ幸いです。 推薦受付締切:2013年9月20日(金)必着 推薦書送付先:郵送、または、電子メールで受け付けます。 郵送:〒464-8602 名古屋市千種区不老町    名古屋大学大学院・理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻   「坂田・早川記念レクチャー」選考委員会 犬塚修一郎 宛 E-mail:inutsuka [at] nagoya-u.jp これまでの講演者の方々 第1回(2002年度) 益川敏英氏(素粒子) 第2回(2003年度) 田中靖郎氏(宇宙) 第3回(2004年度) 戸塚洋二氏(素粒子) 第4回(2005年度) 杉本大一郎氏(宇宙) 第5回(2006年度) 西島和彦氏(素粒子) 第6回(2007年度) 西村純氏(宇宙) 第7回(2008年度) 丹生潔氏(素粒子) 第8回(2009年度) 佐藤勝彦氏(宇宙) 第9回(2010年度) 小林誠氏(素粒子) 第10回(2011年度) 古在由秀氏(宇宙) 第11回(2012年度) 生出勝宣氏(素粒子) **************************************************************************