<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1888:2012年 5月 29日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位                             CRC事務局 **********< [RCNP P-PAC] 2012年4月12日 RCNP研計委議事録(案) >********** 各位、 軽暑の候、日ざしに初夏を感じる頃となりました。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、2012年4月12日に開催されました、 大阪大学核物理研究センター研究計画検討専門委員会の議事録(案)を お送り致します。添付した議事録(案)は近々ホームページにアップ ロードして公開致します。過去の議事録は、下記のURLより閲読できます。 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/plan/p-pac/giji_index.html なお、議事録(案)は正式承認前の案であることを申し添えておきます。 コメント等がございましたら、王 (onghjin [at] rcnp.osaka-u.ac.jp) まで ご連絡ください。 よろしくお願い致します。 大阪大学・核物理研究センター・研究計画検討専門委員会 委員長 川畑貴裕 幹事  秋宗秀俊、王惠仁 ----------------------------------------------------------------- RCNP-Z-XXX 平成24年6月14日 大阪大学核物理研究センター研究計画検討専門委員会議事録(案) 日時:2012年4月12日(木) 10:00‐19:00 場所:核物理研究センター本館2 階会議室 ※ 新旧委員合同会議 出席者: ・新・継続委員:川畑(京大理、新委員長)、若狭(九大、前委員長)、青井(RCNP) 、 秋宗(甲南大理、幹事)、石野(京大理)、延與(京大理)、大西(理研)、緒方(RCNP) 、 オン(RCNP 、幹事)、慈道(京大基研)、須田(東北大電子光セ)、竹内(神戸大理)、 民井(RCNP)、明(大阪工大)、野海(RCNP) 、羽場(理研)、保坂(RCNP) ・旧委員:上坂(理研仁科セ)、阪口(阪大理)、高宮(京大原子炉)、與曽井(RCNP) 、 萩野(東北大理)、福田(RCNP) ・センター長:岸本(RCNP) ・研究企画室:畑中(RCNP) ・研計委要請:嶋(RCNP) 、篠原厚(阪大理)、藤田佳孝(RCNP) 欠席者: ・旧委員:中田(千葉大理)、荻尾(大阪市大理)、山本(大阪市大理) 配布資料: 議事次第 (資料 1 )委員名簿(2011、2012 年度) (資料 2 )2011 年度一般実験費決算 (資料 3 )2011 年度RCNP 研究会報告書(6 件) (資料 4 )第76 回B-PAC 審査(2012 年2 月20 日)報告書 (資料 5 )2011 年度Q-PAC 審査(2012 年3 月23 日)報告書 (資料6-1)将来計画検討委員会報告書 (資料6-2)「The BRILLIANT Project」レター・オフ・インテント (資料7-1)「Construction of a High -resolution Charmed Particle Spectrometer at the High-resolution, High-momentum Beam Line」プロジェクト計画書 (資料7-2)「Grand Raiden 分解能倍増計画」プロジェクト計画書 (資料7-3)「Extension of "RI Beam at RCNP" project: A request for budget support for installation of a quadrupole-magnet doublet at the RCNP EN course」プロジェクト計画書 (資料7-4)「核医学」長期プロジェクトの専用ビームライン設置の関する要望書 (資料 8 )2012 年度(前期・後期)研究会申請書 (6 件) (資料 9 )委員選出と交代に関するガイドライン変更(案) (資料10 )前回(2011 年12 月1 日)議事録(案) [1]委員の確認・紹介と委員長・幹事の選出 各委員の紹介の後、互選により、委員長および幹事が以下のように選出された。 委員長:川畑 貴裕 氏(京大理) RCNP 外幹事:秋宗 秀俊 氏(甲南大理) RCNP 内幹事:オン フイージン 氏(RCNP) [2]報告事項 1.一般報告(予算、人事、耐震工事など)(センター長 岸本) 岸本センター長より、予算及び人事に関する報告があった。 ・予算に関して、大学全体の予算が1.3%削減されることになったが、RCNPは昨年   理学系研究科の原子核実験施設との統合により人数が増えたため、H24 年度の   予算削減は0.9%にとどまったこと、今年度も「サブアトミック科学研究拠点事 業」及び「サブアトミック科学研究推進事業」が継続され、昨年度とほぼ同じ 予算が措置されたこと、LEPSの電源部分の予算が大学総長裁量経費により措置 されたこと、について報告があった。 ・人事に関して、3 月末付けで村松憲仁氏が東北大准教授に栄転されたこと、 また、4月1日付けで、技術職員として吉田英智氏、特任研究員として森野雄平   氏が着任されたこと、5月1日付けで、准教授として井手口栄治氏、助教として   白鳥昂太郎氏が着任される予定であることについて報告があった。 岸本セン ター長の要請で、RCNPの野海委員より、耐震工事に関する報告があった。 ・耐震工事は8 月頃から始まる予定である。4 月12日現在は詳細設計が進められ ていて、5 月上旬の連休明けに入札が始まり、工事業者が決定される予定であ る。竣工は平成25 年2 月の予定である。 ・今年度の加速器運転予定について質問があり、畑中研究計画室長より、できる   限り7月の第1週まで運転したいとの回答があった。 2.核運委報告(若狭委員長 九大) 3月16日に開催された核運委の報告について、予算、人事などに関して岸本セン ター長による一般報告(項目1)に含まれたため、省略することとした。 3.RCNP 各部・拠点研究報告 3.1リングサイクロトロン加速器の現状報告(青井 RCNP)   RCNP の青井委員より、H23 年に掲載されたリングサイクロトロン加速器実験   関連の査読付き論文、H23 年度後期にWS コース、EN コース、WN コース及び   ENN コースにて実施された実験、サイクロトロン加速器実験関連の修士論文、   実施された学生実験、及び西実験室で行われたMUSIC プロジェクトのための   シルード工事、について報告があった。 4.平成23 年度一般実験費執行報告(青井 RCNP)   RCNP の青井委員から、一般実験費の内訳について説明が行われた後、   (資料2)に基づき、平成23年度の一般実験費の決算について報告があった。 5.平成23 年度研究会報告   王幹事より、(資料3)に基づき、平成23 年度後期に開催された研究会   (6 件)に関して報告があった。 a)「核変換技術の展開 ? 医用RI 製造と核廃棄物処分」 開催日:2011 年12 月2〜3 日 開催場所:RCNP 参加者:約50 名 URL: http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~mhfukuda/Workshop/NuclearConv/Welcome.html b)「次世代データ収集システム研究会」 開催日:2012 年1 月28 日 開催場所:RCNP 参加者:28 名 URL: http://daqmw.kek.jp/meeting/daqngstudy/ c)「Hadron Structure and Interactions in 2011」 開催日:2011 年11 月25〜26 日 開催場所:RCNP 参加者:約50 名 URL: http://www.tokyo-kasei.ac.jp/~matsuki/research/11/ d)「Muon 科学と加速器研究」 開催日:2012 年1 月10〜12 日 開催場所:RCNP 参加者:約45 名 URL: http://www-kuno.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~sato/120110muonWS/ e)「多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究」 開催日:2012 年2 月20〜21 日 開催場所:大阪大学接合研究所荒田記念館 参加者:73 名(内外国人10 名) URL: http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/indico/conferenceDisplay.py?confId=311 f)「第2回実証的原子核物理学」 開催日:2012 年2 月22〜23 日 開催場所:RCNP 参加者:約40 名 URL: http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~kazuyuki/Jisshou12/ ※研計委から4 階講義室のマイクを含む音声システム及びプロジェクターを更新 するよう要望があった。 6.B-PAC 報告(B-PAC 幹事:青井 RCNP) 青井委員兼B-PAC 幹事より、(資料4)に基づき、2012年2月20日に行われた B-PAC の報告があった。当初、10件の申請課題があったが、1 件は取り下げられ たため、9件の審議が行われたこと、そのうち4件を採択、2件を部分採択、1件を パラサイト実験として採択されたこと、1件をプロジェクトとして研計委に提出す るように提言したこと、また、ビームタイム82.75日、予算22,500千円の要求に対 し、ビームタイム46.25 日(採択率56%)、予算9,500 千円が採択されたことなど が報告された。 7.Q-PAC 報告 (Q-PAC 委員長:小沢 KEK)  小沢委員兼Q-PAC 委員長よりH23年に非公募実験枠内での実施が認められた4つ の実験がH23年9〜11月にかけて実施されたこと、及び3月23日に開催されたQ-PAC ミーティングにて1 件の実験申請課題が採択されたことについて報告があった。 ※H23年度Q-PAC委員から、今後Q-PACの活動を円滑にするために、Q-PACのミッシ ョンを明確にし、明文化したほうが好ましいとの意見があった。協議した結果、 P-PAC から選出されるH24 年度Q-PAC 委員(3 名)と小沢前Q-PAC 委員長が協力 し、申し送り事項を作成することにした。 8.その他  8−1.王幹事より2012 年度研計委用にメーリングリストを整備したことに  ついて報告があった。 [3]協議事項 1.B-PAC 委員、Q-PAC 委員の選出 本年度のB-PAC/Q-PAC のP-PAC 内委員として、下記のメンバーを選出した。 ・B-PAC 委員(P-PAC 内) 明孝之(大阪工大)、若狭智嗣(九大理)、青井考(RCNP)、緒方一介(RCNP)、 須田利美(東北大電子光セ) ・Q-PAC 委員(P-PAC 内) 大西宏明(理研)、石野雅也(京大理)、保坂淳(RCNP) ※残りのB-PAC 委員5 名とQ-PAC 委員3 名に関して、川畑委員長及び岸本センタ ーにより、研計委後に下記の委員が推薦され、被推薦者の了解が得られた。 ・B-PAC 委員(委員長・センター長推薦) M.N. Harakeh(KVI)、D. Beaumel(IPN)、U. Garg(NDU)、 関口仁子(東北大)、松尾正之(新潟大) ・Q-PAC 委員(委員長・センター長推薦) 堀田智明(RCNP)、村松憲仁(東北大)、板倉数記(KEK) 2.研究計画検討専門委員会委員選出と交代に関するガイドラインの改定 上坂前委員が核運委委員に選出されたのをきっかけに、若狭前委員長より、 研計委委員が任期中に核運委委員に選出された場合の委員交代に関するガイド ラインを追加することと、委員選出と交代に関するガイドラインを整理するこ とについて提案があった。協議した結果、ガイドラインの追加について了承さ れた。ガイドラインの整理に関して、ガイドラインの基本方針を変えずに、文 章をより簡潔に整理すると同時に、任期中に委員交代の必要性が生じた場合に ついて、交代時期を明確にわかるよう文章の修正をするべきとの提案があった。 また、上坂前委員から、委員交代があった場合、核談のメーリングリストに 知らせるべきだという意見があった。 3.平成24 年度研究会申請課題採択 平成24 年度の研究会募集(前期)に6 件(前期開催4 件、後期開催2 件)の 申請があった。協議の結果、下記の6 件を採択した。 ・「The 4th International Symposium on Neutrinos and Dark Matter in Nuclear Physics (NDM12)」 連絡責任者:嶋達志(RCNP) 開催場所:奈良・東大寺総合文化センター・金鐘 スタイル:国際シンポジウム、共催、国外30 人、国内70 人程度 ・「原子核の閾値近傍における共鳴現象と反応ダイナミクス」 連絡責任者:菊地右馬(RCNP) 開催場所:RCNP スタイル:国内研究会、30〜40 人程度 ・「The 20th International IUPAP Conference on Few-Body Problems in Physics」 連絡責任者:民井淳(RCNP) 開催場所:福岡国際会議場 スタイル:国際会議、国外220 人、国内80 人程度 ・「RCNP 加速器増強と核破砕反応中性子利用」 連絡責任者:中井浩二(阪大理/KEK) 開催場所:RCNP スタイル:国内ワークショップ、国内40 人程度 ・「COMEX4 (Collective Motions in nuclei under EXtreme conditions)」 連絡責任者:藤田佳孝(RCNP) 開催場所:神奈川・葉山・湘南国際村 スタイル:国際会議、国外90 人、国内60 人程度 ・「Hadron Structure and Interactions in 2012」 連絡責任者:松木孝幸(東京家政大) 開催場所:RCNP スタイル:国内ワークショップ、40 人程度 ※ H24 年度に採択された研究会は下記のホームページに公開されている。 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/plan/p-pac/saitaku_index.html ※ 研究会応募について、下記のコメントがあった。 ・ RCNP が共催する大規模な国際会議等に関して、研計委で一般研究会公募と 同じベースで議論すべきではないとの意見がある一方、共催の意義やRCNP からの予算補助額について研計委で議論すべきだという意見があった。 次回の研計委で議論する提案があった。 ・ 研究会応募書に、希望(旅費)予算額の内訳を示すべきだという意見があった。 4.寄附講座のレビューについて 岸本センター長より、宇宙核物理学寄附講座の設置及び期限について説明が 行われた後、期限終了後に、H24 年4 月から始まる大学の特例教員制度を利 用して運営費を財源に教員を1名雇用して、寄附講座をRCNP の一部門として 継続する計画について説明があった。さしあたって、寄附講座が終了する段 階でレビューを行う必要があるが、レビュー委員会の構成員について意見交 換した。協議の結果、レビュー委員会委員の選定をセンター長に一任し、研 計委はレビューに協力する方針で合意した。 5.将来計画について 5.1 「RCNP 将来計画検討委員会報告」について 川畑将来計画検討会委員会委員長より、(資料6-1)に基づいて、将来計画に掲 げる物理、必要な加速器、実験装置等、そして、第0 期から第3 期まで、計画 のロードマップについて説明が行われた。 5.2 BRILLIANT 計画のレター・オフ・インテント及びE393 実験プロジェクト申請   RCNP の民井氏よりBRILLIANT 計画について説明が行われた後、B-PAC から研   究計画検討専門委員会にて審査するように付託されたE393 実験プロジェクト   について説明があった。この実験プロジェクトはH24 年2 月20 日に行われた   B-PAC にて、実験プロポーザルとして提出、審議され、B-PAC から強い後押し   を得たが、プロジェクト規模の大きさ及び将来計画に密接に関わることから、   研計委にリファーされた。研計委はこのプロジェクトがRCNP 次期計画に深く   関わることと、BRILLIANT プロジェクトが実現すれば、原子核、特に不安定核   の励起状態に関する研究が一気に進むとの期待から、E393 実験/プロジェクト   申請について、ビームタイム及び予算を申請通り採択した。また、近い将来   RCNP の概算要求に盛り込めるように、現存施設を利用して速やかに開発及び   テストを行うべきであるとコメントを付した。 5.3 将来計画全体についての議論 ・ BRILLIANT プロジェクトとガンマ線検出器群(トラッキング・ゲルマ)につい て、もっと議論を行い、プライオリティをつけてより現実的な将来計画にま とめてほしいとの意見があった。 ・ トラッキング・ゲルマ・プロジェクトを推進するのに、RCNP でなければなら ない理由について質問があり、青井委員から、日本が近い将来ガンマ線分光 分野の最前線立つためにトラッキング・ゲルマ群を日本国内に持つ重要性と、 共同利用研であるRCNP がその主導的な役割を担うことが最適であることにつ いて説明があった。 ・ 軸となる実験/物理を一つ、多くても三つくらいを立てて、その目標に向けて 技術開発を開始し、成果を出しながら、進めて行くべきである。 ・ BRILLIANT プロジェクトを成功させるためには、BRILLIANT 標的システムを 開発すると同時に、加速器のR&D(マイクロビーム開発)を開始すべきである。 ・ BRILLIANTと加速器R&D の進捗状況について、夏の研計委にて報告してもらう。 研計委は第0 期の計画を認め、BRILLIANT とマイクロビームについて、まず 技術開発を開始すること、また、ゲルマ検出器に関して、次回の研計委まで に具体的なプロポーザルを提出してもらうことに決定した。 6.プロジェクト申請課題審査 6.1「Construction of a High-resolution Charmed Particle Spectrometer at the High-resolution, High-momentum Beam Line」 RCNP の野海氏より、J-PARC ハドロン実験施設の高運動量ビームラインにおい て高分解能チャーム中間子ビームラインが建設される予定であること、また、 ビームラインの建設及び今後の利用についてRCNP が主導的な役割を担う必要が あること、について説明があった。研計委は物理の重要性を認めるが、RCNP が 主導的に役割を果たす必要性を巡って意見が別れ、活発な議論が行われた。 J-PARC のPAC が7月に開催される予定であることを考慮し、研計委は提案者に RCNP主導の共同研究グループの具体的な仕組み、及びRCNPに期待される具体的 な貢献について提示するよう要請をし、メーリングリスト等にて継続審議する ことに決定した。 6.2「Grand Raiden 分解能倍増計画」 RCNPの藤田佳孝氏よりRCNPにある未使用の六重極電磁石2 台をWS ビームライン に増設することと、四重極電磁石を移動することでWS ビームラインの分散を大 きくしてGrand Raidenの分解能を2倍(300 MeV 陽子ビームを用いた陽子非弾性 散乱の場合、20 keV -> 10 keV)に向上させる計画について説明が行われた。 技術的な側面から、提案された磁石の移設だけで予想される分解能が本当に実 現できるかどうか、専門的な審査が必要であるとの意見があった。 また、BRILLIANT プロジェクトに集中すべき時期に、人的リソースを分散させ るべきではないという意見もあった。プロジェクト申請者に必要とされる予算 的・人的リソース及び必要なビームタイムについて具体的な見積を示してもら い、また有識者による技術的審査を行ったうえで、再審議することとした。 6.3「Extension of "RI Beam at RCNP" Project: A Request for Budget Support for Installation of a Quadrupole-magnet Doublet at the RCNP EN Course」 RCNP の王氏よりRCNP 不安定核ビームライン(EN コース)で行われた実験と成果 について紹介された後、EN コースにQ 磁石ダブレットを増設する必要性、理研 から(KEK-PS)Q 磁石を2台もらう計画及び電源購入ための予算申請について説明 があった。電源の予算を巡って質疑及び討論が行われた。協議の結果、他社から の電源見積を要請すると同時に、KEK-PS Q磁石を流用することが最適かどうかに ついて申請者に再検討してもらうことで、プロジェクト申請に対する判断を保留 とした。 ※上記3プロジェクトについて、研計委後に臨時研計委を開催して審議することを 決定した。 6.4「核医学」長期プロジェクトの専用ビームライン設置に関する要望書 阪大理の篠原厚氏より医用RI 生成開発の必要性及び重要性について説明があり、 核医学用RI の製造能力を向上させ、核医学イメージング技術を発展させるため に、専用ビームラインをRCNP のAVF 実験棟に設置することに関する要望につい て説明があった。協議した結果、研計委は核医学用ビームラインを設置すること の重要性と意義を認め、プロジェクト申請者には、RCNP に要求するサポート内 容が明らかになった時点で、RCNP センター長及び本委員会に対し、RCNP から の具体的なサポート形態の要請を明記したプロジェクト申請書を提出するよう 要望することとした。 7.前回議事録承認 2011 年12 月1 日に開催された研計委の議事録(案)を承認した。 8.次回の研計委開催日程に関して 次回の研計委は、岸本センター長の予定を確認した上、具体的な日程をメール にて調整することに決定した。 ※ 研計委後に、保留となったプロジェクト申請課題の緊急性を考慮し、 2012 年6 月14 日(木)に臨時研計委を開催することを決めた。 =====================================