<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1868:2012年 3月 20日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> *******************************< 会 報 >******************************* CRC会員 各位 CRC実行委員長 伊藤好孝    事務局書記 埼玉大学 井上直也    ninoue [at] mail.saitama-u.ac.jp ******************< 2011年度第1回CRC総会 議事要録 >****************** 場所:弘前大学理工学部SY会場  時間:2011年9月18日 17:20〜19:10 出席者:(順不同、敬称略) 梶野文義、中畑雅行、佐古崇志、晴山慎、小西栄一、阿久津智忠、我妻一博、 三代木伸二、宮川治、山元一広、身内賢太朗、本木大資、関谷洋之、渋谷寛、 三塚岳、亀田純、林田直明、荻尾彰一、得能久生、水本好彦、福島正己、 三宅芙沙、永井雄也、小島浩司、有働慈治、谷森達、櫛田淳子、郡司修一、 さこ隆志、吉越貴紀、山本常夏、齋藤浩二、尾崎圭太、松原豊、森正樹、 梶田隆章、戎崎俊一、増田公明、森島邦博、中光大、毛受弘彰、神田展行、 吉田龍生、高見一、黒田和明、大石理子、梶裕志、石野宏和、伊藤好孝、 岬暁夫、西嶋恭司、奥村曉、林田将明、齋藤隆之、窪秀利、宗宮健太郎、 高橋覚、六條宏紀、青木茂樹、中村輝石(計60名) ○CRC総会議長選出   CRC実行委員会として手嶋政廣氏を推薦し、了承された。 【報告・議事】 (1)CRC事務局報告    会員訃報の件    活動:「日本学術会議(天文・宇宙物理分科会)中規模将来計画ヒアリング 」ほか    新入会員:高見 一 氏(現MPI ポスドク)  実行委員会で承認     退会会員:今井和貴 氏(愛知明和高校) 実行委員会で承認    CRCニュース(半期分):委員会関連8件、人事公募23件、     研究会・シンポ30件、連絡ニュース等20件 を配信した。 (2)若手夏の学校(天文・天体物理)    8/1〜4、愛知県蒲郡市にて開催。学生360名、招待講師22名。宇宙線関連講 演19件。決算収支報告があり、またCRCからの補助金は学生の旅費補助に充当 したと報告があった。集録はウエブサイトで公開予定。 (3)測定器開発優秀修士論文賞    CRCを含む3コミュニティの合同で設立。22編の応募論文中、優秀修士論文賞 2編、審査員特別賞1編を選抜した。9/19にSE会場にて、受賞式・記念講演会 を行う予定。 (4)宇宙線研究所報告   ・人事(昨年9月以降の報告 別途資料有り)   ・平成24年度概算要求 継続3件 新規1件(建物関連)   ・最先端基盤事業3年目   ・新規大型(特別推進、新学術)科研費はなし    ・第2総合研究棟(ニュートリノセンター 重力波の一部)   ・研究グループ名の変更:重力波推進室 チェレンコフ宇宙γ線グループ観測 的宇宙論グループ   ・将来計画検討小委員会を運営委員会の元に設置することを秋の運営委員会に て提案したい。   ・地震・節電関連報告 (5)「日本学術会議(天文・宇宙物理分科会)中規模将来計画ヒアリング」関連  【経緯】   ・6月に「CRC将来計画シンポ」のとりまとめ冊子(宇宙線研究計画を掲出、     現状と将来計画まとめ)を公開した。   ・6/20 学術会議から中規模プロジェクト推薦依頼     CRC将来計画検討小委員会立ち上げ(CRC実行委員会の諮問機関)   ・7/30 CRCタウンミーティング開催 8件の計画について紹介・検討   ・8/15 学術会議あて推薦書(全3文書:中型計画推薦書 推薦経緯と要望     宇宙線3分野概況)提出 計画8件については順位付けせず。   ・8/30日本学術会議(天文学・宇宙物理分科会)中規模将来計画ヒアリング  【解説】   今後の見通しは不明瞭。ただし、学術会議での議論は議事録として残るだろう。 また提出物は資料としてそのまま公開される。10月に学術会議は改選され、 次期に引き継がれる予定。   「中規模計画についての要望」を併せて資料として提出した。   今回は5分野のコミュニティーから計25件の計画提案があった。(CRC関連から はそのうち8 件)。8計画を3分野「最高エネルギー宇宙線・高エネルギーγ線 ・地下実験」に分けて概説した。      ヒアリングでは科学面からの幾つかの質問があり、また、CRCは諸計画に対し て具体的なサポートをするのか、CRCとして計画についての「順序付け」はで きないのか、との議論があった。今回の扱いとして、2ヶ月での順位付けは不 可能、という認識。   これは分科会レベルの議論であり、これが学術会議の上で意味あるものかは 不明。予算ありき、で動き始めているものでない。既存の大型規模計画への 道筋とは別の中規模計画策定への道筋をはっきり見えるようにするための試 みと考えられる。   また“コミュニティー”としての意識を反映させてまとめるマスタープラン の確立を目的としたものと考えられる。   CRCとしては、これに続くアクションとして、「将来計画検討小委員会」を今 後とも常置化したい。現メンバーに加えて、内部に留まらず外部の識者も加 え、次期アクションアイテム策定、タウンミーティング企画を行う。   委員任期は1.5年以上とし、委員長には神田氏をあてることを含めてここに   提案したい。    (本提案は総会にて了承された)   タウンミーティングにて研究計画をブラッシュアップしていく。その上で、 絞り込みの可能性を検討したい。宇宙線研究所による将来計画検討小委員会 (計画中)との連携・調整を検討する。  【自由討論】  ・将来計画小委員会は少し先鋭化した活動をしてもいいのではないか。  ・タウンミーティングでの議論は、計画の絞り込みに結びつくものになる可能性 がある。  ・計画予算額による交通整理(小委員会での)も必要ではないか。  ・学術会議委員の改選に関わり、今回提出の計画は次期に残るのか。  ・本来、今回も、絞り込んだ計画を的確に提示するべきだったかもしれない。 それができなかったことは準備不足と言えなくもない。  ・大型計画のマスタープランの次期更新も視野に入れておくべき。そのために 中型計画についても継続的に検討し続ける必要がある。  ・現状のCRC実行委員任期と計画の継続的議論の整合性。  ・「タウンミーティング」という名称はふさわしいか。  ・宇宙線研究所による将来計画検討小委員会(計画中)との連携調整と言うより 、むしろ宇宙線研究所(運営委員会)との連携を重視し、CRCから出ていく運 営委員が特に意識をもって、将来計画について連絡調整・サポートを図るべき では。  ・今年度CRC将来計画研究会を開催するか。タウンミーティングに振り替える ことも考えられる。  【提案】   今回の報告・議論を通して、今後の活動企画の方向性を提案してきたが、   この方針で進めて行くことについて了承いただきたい。 (総会として了承した。)   具体的な点については今後、神田委員他と検討していく。 =====================================