<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1726:2011年 6月28日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ************< 高宇連研究会「多波長で探る高エネルギー現象」 >************ 第11回高宇連研究会「多波長で探る高エネルギー現象」のご案内 (8月開催) CRC の皆様 (重複して受け取られる方は、ご容赦ください。) 第11回高宇連研究会「多波長で探る高エネルギー現象」のご案内です。 当初、3月末に予定されていて、震災のために8月に延期しての開催となりましたが、 蓋を開けてみたら、当初より多くの方々から講演申し込みがありました。 以下の通り開催致しますので、皆様のご参加をお待ちしています。 ---- 第11回高宇連研究会「多波長で探る高エネルギー現象」 2011年8月9日(火) -- 8月11日(木) 早稲田大学55号館N棟大会議室 21世紀最初の10年が早くも過ぎ、多くの高エネルギー天文衛星が大量の観測データ を生みだしつつある現在、それらの高エネルギー天体の正体を解明していくために は、電波からガンマ線に至る多波長のアプローチが不可欠であることは疑いがあり ません。しかし、一人の研究者にとって、多波長に渡る複雑な観測装置を使いこな すことは容易ではありません。観測データの量と質が飛躍的に向上した今こそ、 宇宙における高エネルギー現象の謎を解くために、波長横断的な観測家間のコミュ ニケーションと理論的考察がますます重要になってきていると思われます。 そこで、今回の高宇連研究会では「多波長で探る高エネルギー現象」をテーマとし 、宇宙における各階層において、多波長によるアプローチで今まで何が明らかにな ってきたかを振り返り、今後、高エネルギーからのアプローチで何を明らかにでき るかを探っていきます。恒星から暗黒物質まで、 8つの階層を選び、それぞれにつ いて多波長にわたる観測や理論の専門家に基調講演を行って頂くとともに、一般講 演とポスター発表を行います。 参加をご希望される方は、7月22日(金)(締め切り厳守)までに、 このメールに返信するかたちで、 kouurensympo2010 AT c-soda.isas.jaxa.jp に以下のフォームをお送りください。 なお、口頭講演発表申し込みは終了しましたが、まだポスター発表は受け付けます。 SOC: 海老沢 研(宇宙研;代表)、片岡 淳(早稲田大)、上田 佳宏(京都大)、 深沢 泰司(広島大) LOC: 片岡 淳(早稲田大;代表)、 中森 健之(早稲田大)、田村 隆幸(宇宙研) ----------------------------------------------------------------------------- 第11回 高宇連研究会 参加申込みフォーム 氏名: 所属: ポスター発表: あり なし (一方だけ残してください) ポスター発表題名: - 元のメッセージを隠す - 懇親会(8/10夜): 出席する 出席しない (一方だけ残してください) ----------------------------------------------------------------------------- 第11回高宇連研究会「多波長で探る高エネルギー現象」暫定プログラム 8月9日(火) セッション1「多波長で探る恒星の高エネルギー現象」(座長:海老沢) 13:30-14:10 基調講演 横山 央明(東京大) 14:10-14:40 博士論文発表「X-ray study of colliding wind binaries」 菅原 泰晴(中央大) 14:40-15:00 一般講演「Radio Flare from Young Stellar Objects」 梅本 智文(国立天文台) 15:00-15:15 休憩 15:15-15:35 一般講演 「Be星をもつTeVガンマ線連星系の相互作用」 岡崎 敦男 (北海学園大学) 15:35-15:55 一般講演 「Be星周円盤の幾何学を考慮に入れた、ガンマ線連星 PSR B1259-63からのGeV放射モデル」 山口 正輝 (大阪大) セッション2「多波長で探る超新星残骸の高エネルギー現象」(座長:片岡) 15:55-16:35 基調講演 大平 豊(KEK) 16:35-16:55 一般講演 「あかり全天サーベイマップを用いた超新星残骸の 高温プラズマ中のダストの観測」 石原 大助(名古屋大) 16:55-17:15 一般講演 「若いパルサー星雲からの高エネルギー放射について」 田中 周太 (大阪大) 17:15-17:35 一般講演 「TeVガンマ線超新星残骸 RX J1713.7-3946 における星間陽子」 佐野 栄俊 (名古屋大) 8月10日(水) セッション3「多波長で探る高密度天体の高エネルギー現象」(座長:山内) 10:00-10:40 基調講演 植村 誠(広島大) 10:40-11:10 博士論文発表 X線衛星「すざく」によるブラックホール連星 Cyg X-1のハード状態の研究 山田 真也(東大) 11:10-11:40 博士論文発表「極めて明るいIa型超新星SN 2009dcの観測的研究」 山中 雅之(広島大学) 11:40-12:10 博士論文発表「Detailed Modeling and Observational Verification of X-ray Reprocessing in Astrophysical Objects」小高 裕和(宇宙研) 12:10- 13:30 昼休み 13:30-13:50 一般講演「多波長光度曲線で探るパルサー磁気圏構造」 木坂 将大(広島大) 13:50-14:10 一般講演「ブラックホール降着流におけるスペクトル状態遷移の 磁気流体数値実験」 松元 亮治(千葉大) セッション4「多波長で探る銀河中心、銀河面の高エネルギー現象」(座長:深沢) 14:10-14:50 基調講演 岡 朋治(慶応大) 14:50-15:20 博士論文発表「銀河中心領域の巨大分子雲からのX線放射」 信川 正順(京大) 15:20-15:35 休息 15:35-15:55 一般講演 「多波長で探る銀河系中心ブラックホール」 加藤 成晃 (国立天文台) 15:55-16:15 一般講演 「MAXIで観測された星のフレアから銀河リッジの X線放射を説明」 松岡 勝 (理研) 16:15-16:45 博士論文発表 「すざく」を用いた白色矮星と銀河系X線背景放射 の起源の研究 湯浅 孝行(東大)*未確定 17:00 -18:00 高宇連総会 18:30- 懇親会 8月11日(木) セッション5「多波長で探る銀河団の高エネルギー現象」(座長:中森) 10:00-10:40 基調講演 北山 哲(東邦大) 10:40-11:10 一般講演 「銀河団コアの宇宙線による加熱」 藤田 裕 (大阪大) セッション6「多波長で探る活動的銀河中心核の高エネルギー現象」(座長:田村) 11:10-11:50 基調講演 永井 洋(国立天文台) 11:50-12:10 一般講演「他波長観測時代におけるALMAの役割」 齋藤 正雄(国立天文台ALMA推進室) 昼休み 13:30-13:50 一般講演「M87における相対論的ジェットの真の噴出口はどこか?」 秦 和弘(総研大/国立天文台水沢VLBI観測所) 13:50-14:10 一般講演 「VERA 43 GHzによる銀河系中心 Sgr A*のモニター観測」 秋山 和徳 (東大/国立天文台水沢VLBI観測所) - 元のメッセージを隠す - 14:10-14:30 一般講演「Broad Absorption Line quasarsの構造決定に電波から アプローチ」林 隆之(東大/国立天文台水沢VLBI観測所) セッション7「多波長で探るガンマ線バースト」(座長:上田) 14:30-15:10 基調講演 山崎 了 (青山学院大) 15:10-15:30 一般講演「GRB prompt emission の放射機構」寺木 悠人(大阪大学) 15:30-15:45 休憩 15:45-16:05 一般講演「最遠方GRB検出のための赤外線望遠鏡とサブMeVガンマ線 イメージングによる衛星探査の可能性」 谷森 達(京大) 16:05-16:25 一般講演「超高エネルギー宇宙線の起源:GRBアウトフローにおける 元素合成」 柴田 三四郎(甲南大学) セッション8「暗黒物質、未同定天体探査」(座長:藤本) 16:25-17:05 基調講演 「暗黒物質は未知の素粒子か?」 久野 純治 (名古屋大学) 17:05-17:25 一般講演 「「すざく」衛星による高銀緯フェルミ未同定天体の 系統探査」 高橋 洋輔(早稲田大) 17:25-17:45 一般講演「NASU1.4GHz Wide-field Surveyにおける 電波トランジェント検出」 松村 寛夫 (早稲田大) ポスター 「磁気流体ジェットとHIガスの相互作用」 朝比奈 雄太 (千葉大) 「銀河団プラズマにおけるコールドフロントの形成についてのプラズマ粘性を 含めたMHDシミュレーション」 鈴木 健太郎 (千葉大) 「ALMA for high energy astrophysics」 西合 一矢 (国立天文台) ---------- 海老沢 研 JAXA/宇宙科学研究所 tel/fax 050-3362-2823/042-759-8768 =====================================