<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1655:2011年 3月 3日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ************< 第24回「宇宙ニュートリノ」研究会(最終案内)>************ CRCの皆様、 既に一度研究会の案内を流してありますが、開催まで一週間を切り またプログラムも確定したので、第24回「宇宙ニュートリノ」研究会 (最終案内)を流させていただきます。皆さまの積極的なご参加を 期待しています。 世話人 梶田、南方、谷本 ****** 第24回「宇宙ニュートリノ」研究会 (最終案内) ******* 日時:平成23年3月9日(水曜日)午前10:30から 場所:宇宙線研究所6階大セミナー室 今回研究会の主題は高エネルギー宇宙ニュートリノです。 南極で建設中であったIceCubeの建設が当初計画されていた部分に ついて昨年末に完了し、いよいよ高エネルギー宇宙ニュートリノの 探索が本格化します。この機会にこのテーマについて、 研究会を開催し、研究の現状と、今後の研究の方向などについて 議論していきたいと思います。 今回の研究会では、まず千葉大の吉田滋さんにIceCubeの現状と 関連する観測研究(ダークマターのIndirect search なども含む) の現状を概観していただきます。引き続いて、高エネルギー宇宙 ニュートリノに関する理論的な研究の現状について京都大の 長滝重博さんにまとめていただきます。 その後、最高エネルギー宇宙線のGZKカットオフが基本的に 確立した現状を受けて、特にGZK機構で予想されるGZKニュートリノ 関連の超高エネルギー宇宙ニュートリノ探索の現状について、 まず、東海大の河内さんにIceCubeでの測定器キャリブレーションの 話をしてもらい、その後千葉大の石原安野さんにIceCubeのでの 研究の現状、続いて甲南大の山本常夏さんにAuger実験での探索 結果について話していただきます。 休憩後、現在世界中で研究の進むTeVガンマ線の研究からどの程度 ハドロン加速が理解されたかについて京都大学の井上さんに話して いただきます。その後、宇宙線研の多米田さんにTAでの高エネルギー 宇宙ニュートリノ観測の可能性、千葉大の間瀬圭一さんにIceCubeに おける超高エネルギーニュートリノ探索のための拡張計画を紹介 していただきます。最後に埼玉大の井上さんにJEM-EUSOでの 高エネルギー宇宙ニュートリノ観測の可能性について話していただきます。 以下にプログラムを記載します。 << プログラム >>   10:30 - 11:00 IceCube のレビュー     吉田滋(千葉大理) 11:00 - 11:50 高エネルギーニュートリノ:理論的な理解の現状                       長滝重博(京大基研) 昼休み 13:00 - 13:20 IceCube での Calibration 河内明子(東海大理) 13:20 - 14:00 IceCubeでの超高エネルギー宇宙ニュートリノ探索 石原安野(千葉大理) 14:00 - 14:40 Augerでの超高エネルギー宇宙ニュートリノ探索 山本常夏(甲南大理) 休憩 15:00 - 15:40 ガンマ線観測でハドロン加速がどこまで押さえられたか?                       井上進(京都大) 15:40 - 16:20 TA実験の結果とニュートリノ検出の可能性 多米田裕一郎 (宇宙線研)  16:20 - 16:50 IceCube の拡張計画    間瀬圭一(千葉大理) 16:50 - 17:20 衛星軌道からのUHEニュートリノ観測 井上直也(埼玉大) 研究会終了。 ---------------------------------------------------- 旅費の申し込みは終了しました。 研究会世話人: ICRR宇宙ニュートリノセンター 梶田隆章 首都大 南方久和 新潟大 谷本盛光 ********************************************************** =====================================