<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1542:2010年 9月15日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ************< 研究会「ガンマ線天文学 〜日本の戦略〜」ご案内 >************ 皆様(重複して受け取られる方、御容赦ください)  CTA-Japan コンソーシアム(http://cta.scphys.kyoto-u.ac.jp/)では、 11月16日から3日間、 宇宙線研究所共同利用研究会「ガンマ線天文学 〜日本の戦略〜」 を開催いたします。研究会では次世代地上ガンマ線望遠鏡計画である CTAで狙う サイエンスについて一般講演を広く公募します。 講演を希望される方、旅費を 希望される方、懇親会参加希望の方は、最後のフォーマットを世話人グループ ( yoshidat [at] mx.ibaraki.ac.jp )まで、10月15日(金)までに送って下さい。 なお、旅費は講演申し込みをされた方に優先的に配分する予定ですが、 ご希望に添えない場合はご容赦ください。 皆様のご参加をお待ちしております。                                            CTA-Japan一同 ----------------------------------------- 宇宙線研究所共同利用研究会 「ガンマ線天文学 〜日本の戦略〜」 開催日程:2010年11月16日 (火)、17日 (水) 、18日(木) 通常形式の研究会は 2日目午前中までです。2日目午後からと3日目は、 CTA-Japan の Collaboration Meeting とブートキャンプに充てられますが、 3日間どなたでも参加可能です。なお、ブートキャンプ(新兵調練)とは、 主に実験開発に関して状況や知識を共有するための勉強会とお考えください。 (ビリー隊長がやってきてみんなでエクササイズをするわけではありません。 念のため。) 場所:東京大学 柏キャンパス 趣旨: Cerenkov Telescope Array (CTA) は、次世代の地上 TeV領域ガンマ線観測プロジェ クトです。現在、HESS, MAGIC, VERITAS などの目覚ましい活躍で大きく発展してい る TeV 領域ガンマ線宇宙物理学ですが、CTA はその決定版となるべく、数十の巨大 な望遠鏡群により現在より一桁以上高い感度と、より広い光子エネルギー領域を達成 しようという野心的な計画です。現在、欧州を中心に検討が急速に進んでおり、準備 段階研究が正式にスタートしました。アメリカも最近合流し、世界で一つの大プロジ ェクトとして実現の見込みはますます高まっています。完成すればガンマ線だけでな く、広く高エネルギー宇宙物理学全般を強力に牽引することになるでしょう。 このプロジェクトに日本が重要な存在感を持つグループとして参加すべく、昨年 CTA Japan コンソーシアムが結成され、CTA に正式メンバーとして参加を果たしまし た。既存のガンマ線コミュニティの枠を大きく越えて、X線や理論の研究者も多く集 まり、新たなグループとして活動を始めています。この一年で組織もしっかりと固ま り、研究費を獲得して日本独自の装置開発研究もスタートしました。理論家を中心に したサイエンス検討でも CTA 全体の中で日本の存在感を発揮しつつあります。 本研究会は、CTA 及び CTA Japan の現状を広く日本コミュニティに知って頂き、こ の流れをさらに確かなものにするために企画致しました。また、CTA における日 本の貢 献をどうやって実現していくかという戦略を練る会にしたいと思います。CTA にご関 心をお持ちの方の幅広い参加を歓迎いたします。研究会、及びそれに引き続いて行わ れる collaboration meeting とブートキャンプも含めて、全てオープンでどなたで もご参加頂けます。 世話人:戸谷友則(京都大学)、手嶋政廣(Max Planck Institute & 東京大学)、  井岡邦仁(KEK)、吉田龍生(茨城大学) 研究会URL: http://cta.scphys.kyoto-u.ac.jp/workshop/CTA-J/2010/ プログラム(敬称略) 11月16日(火)・17日 (水)午前:研究会  セッション1: ガンマ線レビュー ・TeVガンマ線(手嶋政廣) ・GeVガンマ線:超新星残骸(片桐秀明) ・GeVガンマ線:活動銀河(林田将明) ・CTA計画現状 & CTA Japan活動状況(戸谷友則) セッション2:高エネルギー天文学の戦略(招待講演) ・理論(高原文郎) ・X線(河合誠之) ・電波・分子線(福井康雄) ・宇宙赤外線背景放射(松浦周二) ・電波・低周波(中西裕之) ・ニュートリノ(吉田滋) ・重力波(黒田和明) ・最高エネルギー宇宙線(常定芳基) セッション3:CTAで狙うサイエンス(公募講演) 11月17日(水)午後:CTA-Japan Collaboration Meeting  ・EU、日本でのCTA活動状況全体報告 ・各ワーキングパッケージ報告  物理(PHYS)、焦点面光検出器(FPI)、エレクトロニクス(ELEC)、  キャリブレーション(CAL)、分割鏡(MIR)、モンテカルロ(MC)、  データ(DATA)、大口径望遠鏡(LST) ・議論:日本の戦略 11月18日(木):ブートキャンプ どのような仕様の望遠鏡をめざすのかについて、各ワークパッケージで 詰めてきた内容について意見を交換し情報を共有する。今回は、 特に以下の各ワークパッケージのつながりをより有機的にし、 望遠鏡のパーフォーマンスを向上するために必要な努力を さらに明確化する目的で開催する。 ・物理(PHYS) ・モンテカルロ(MC) ・焦点面光検出器(FPI) ・エレクトロ二クス(ELEC) ・キャリブレーション(CAL) ・分割鏡(MIR) --------------講演申し込みフォーマット----------------------------------- 御名前: 所属機関部局: 職名/学年: 所属機関の連絡先  郵便番号:〒  住所:  E-mail:  TEL:  FAX: 懇親会(16日夜を予定): 参加する 参加しない (不要なほうを消す) 講演: 希望する 希望しない  (希望する方は)講演のタイトル:          講演要旨: 旅費: 希望する 希望しない  (希望する方は)旅程:  11月 日      発  11月 日  宇宙線研着  11月 日  宇宙線研発  11月 日      着  [ 1日目は10時半開始、2日目と3日目は16時頃終了予定です。]  柏キャンパス内宿舎の宿泊を希望:有 または 無  有の方のみ 宿泊日:11月 日 〜 11月 日( 泊 日)  [ 部屋数に限りがありますので、ご希望にそえない場合があることを御了解く ださい。]  ----------------------------------------------- =====================================