<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1409:2009年 12月18日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ***< 宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギー宇宙物理学の将来とCTA」>*** 皆様(重複して受け取られる方、御容赦ください)  1月9日(土)に宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギー宇宙物理学の将来と CTA」を開催いたします。皆様の積極的な御参加をお待ちしております。 ----------------------------------------- 宇宙線研究所共同利用研究会 「高エネルギー宇宙物理学の将来とCTA」 開催日時:2010年1月9日 (土) 10:00〜18:30 場所:東京大学 柏キャンパス 総合研究棟4階470号室    (空間情報科学研究センター会議室) http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/japanese/about_csis/location_MAP.html#inCAMPUS (御注意)宇宙線研究所の隣です(建物は同じ)。当日は、宇宙線研の一階か ら入って頂き、3階または4階まで上がって頂き、連絡通路を渡って総合研究 棟へ行ってください。 交通手段:以下のページを御覧下さい。 http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/access/index.html 趣旨:ガンマ線宇宙物理学は今まさに飛躍的発展の時代を迎えています。GeV 領域に おいては、フェルミ衛星が千を超える天体を検出し、一方、地上 TeV ガンマ線観測 でも、HESS や MAGIC などが次々に新天体からのガンマ線を報告しており、TeV ガン マ線天文学は今や完全に確立し、創成から発展の時代へと移りつつあります。  さらに、GeV 領域ではフェルミ衛星が言わば決定版とも言えるプロジェクトである のに対し、TeV 領域はまだ発展の余地を大きく残しています。CTA (Cerenkov Telescope Array) は、世界で一つという大規模なTeV ガンマ線望遠鏡群により、現 在より一桁以上高い感度と、より広い光子エネルギー領域を達成しようという野心的 な計画です。現在ヨーロッパを中心に検討が急速に進んでおり、アメリカも合流の公 算が高まっています。実現すれば、1000以上の TeV ガンマ線天体の発見が期待 され、単にガンマ線のみならず、高エネルギー宇宙物理学全体を大きく牽引すること になるでしょう。  このような世界情勢の中、日本のコミュニティとして CTA にどう参加するかが、 緊急の課題として浮上しています。もし、日本が CTA に全く関与しないという事態 になれば、日本の高エネルギー宇宙物理学は世界の潮流から取り残され、将来に大き な禍根を残すことにもなりかねません。  日本のこれまでの地上 TeV ガンマ線観測は一定の成果を挙げた一方でいくつかの 問題も残しており、将来への展望が描きにくい状況にあります。この状況を打開する ためには、ガンマ線コミュニティだけでなく、広く日本の高エネルギー宇宙物理学コ ミュニティのサポートを受けた上で、開かれた新しい組織体制として再出発する必要 があります。そのためのキックオフ研究会として本研究会を企画致しました。幅広い コミュニティからの積極的な参加と議論をお願いしたいと思います。 世話人:戸谷友則、手嶋政廣、井岡邦仁、内藤統也、吉田龍生 プログラム(敬称略) 戸谷友則(京都大学)  「開会挨拶+趣旨説明」  セッション1:TeV ガンマ線将来計画  手嶋政廣(マックスプランク物理学研究所)  「TeV ガンマ線宇宙物理学の現状とCTA計画」  田島宏康(SLAC)   「AGIS計画」 セッション2:高エネルギー宇宙物理学で将来ねらうべきサイエンス  山崎了(広島大学)   「超新星残骸からのガンマ線放射と宇宙線起源の同定」  柴田晋平(山形大学)   「パルサー」(TBA)  内藤統也(山梨学院大学)   「連星系からの高エネルギー放射」  柴田徹(青山学院大学)   「宇宙線スペクトルとGeV-TeV拡散γ」  井上芳幸(京都大学)   「CTA時代におけるTeVブレーザー探査」  井上 進(京都大学)   「CTAで切り拓くガンマ線観測的宇宙論」  浅野勝晃(東京工業大学)   「FermiによるGRB観測を受けてCTAに期待すること」  井岡邦仁(KEK)   「電子・陽電子宇宙線とCTA」  郡 和範(東北大学)   「素粒子物理、ダークマター(TBA)」 セッション3:TeVガンマ線と各波長との連携  田島宏康(SLAC)   「Fermi衛星によるTeVガンマ線 源観測・探査」  馬場 彩(ダブリン高等研究所・ ISAS/JAXA)   「CTAと次世代X線天文台」  交渉中   「MAXI(TBA)」  紀 基樹(国立天文台)   "Cross-Wavelength Synergy: VSOP-2 and CTA Projects"  羽澄昌史(KEK)   「CMB(TBA)」 セッション4:CTAの今後の進め方 戸谷友則(京都大学)   「CTA Japan の活動」 ******************** 当日の参加も自由ですが、会場準備の都合上、できましたら参加ご希望の方は茨城 大学の吉田まで(yoshidat [at] mx.ibaraki.ac.jp)御一報ください。  また、予算は限られておりますが、旅費の補助を御希望の方は、以下のフォーマッ トにご記入のうえ、12月2 4日(木)までに吉田まで (yoshidat [at] mx.ibaraki.ac.jp)御連絡ください。予算には限り がありますの で、 もし補助ができない場合は御容赦ください。また、宿舎も利用可能です が、部屋数 に限りがありますので、お早めにお申し込みください。 ----------12月24日(木)〆切---------------------------------------- 御名前: 所属機関部局: 職名/学年: 所属機関の連絡先  郵便番号:〒  住所:  E-mail:  TEL:  FAX: 宿泊される方は、簡単に旅程を御記入願います。 1月 日      発 1月 日  宇宙線研着 1月 日  宇宙線研発 1月 日      着 宿舎に宿泊を希望される方は宿泊日:1月 日 ----------------------------------------------- ======================================