<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1266:2008年12月 1日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 **************< 平成20年度太陽圏シンポジウム−STE研究集会 >************** 平成20年度太陽圏シンポジウム−STE研究集会のご案内 (重複受信される方はご容赦ください) 太陽圏に関する最新の研究成果について議論する太陽圏シンポジウムを、 「太陽・惑星結合系の電磁・粒子群環境の研究」 「第3回「地文台によるサイエンス」シンポジウム」 「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」 の3つのSTE研究集会の合同研究集会として開催します。 現在プログラム案として、下記に示す招待講演を用意しています。 これらの招待講演に加えて一般講演も公募しておりますので ふるってご応募・ご参加くださるようお願いします。 日 時:  平成21年1月26日(月)〜28日(水) 会 場:  名古屋大学東山グリーンサロン会議室※ 講演申込期限:  平成21年1月9日(金) 講演申込方法:  下記参加申込書に必要事項を記入の上 幹事(松原豊 ymatsu [at] stelab.nagoya-u.ac.jp)までお送りください。 招待講演は 20−40 分、一般講演は20分を予定しておりますが、講演数 により若干調整させていただきます。 世話人:秋岡眞樹、長谷部信行、梶野文義、宗像一起 幹事:松原豊 ※ http://www.nagoya-u.ac.jp/camp/map_higashiyama/の中の9番の建物 ------------------------------------------------------------------- 「太陽圏シンポジウム−STE研究集会」参加申込書 参加者氏名 (      ) 所属・職 (    ) 電話・FAX (電話:           FAX:        ) 電子メール  (                           ) 講演題目 ( ) 参加予定日  ( 平成21年1月26日(月)、27日(火)、28日(水)) 旅費希望の有無 (  有   無  ) <以下、旅費希望の場合> 出張日程 ( 平成21年 1月   日 〜  1月   日   ) 現住所※ (                     ) ※ 所属機関の場所またはお住まいの場所のどちらか近い方からの旅費を支給   させて頂きますので、現住所の記入をお願いします。但し、完全な情報   は必要ありません。町名・村名までで結構です。 尚、旅費の配分は、予算が限られているため、世話人の方で調整させて 頂くことが御座います。あらかじめご了承ください。 また宿泊は、原則として各自で手配していただくようお願いします。 ------------------------------------------------------------------------- [研究会プログラム案] 2009年1月26日(月) 10:30-17:00 主として「太陽・惑星結合系の電磁・粒子群環境の研究」 <主旨> 宇宙線研究は、これまで新粒子の発見や新たな天体現象の解明など、大きな魅力を 提供してきました。そして、今もなお基礎科学や宇宙物理学の根本的な課題の解明に 重要な役割を果たしています。一方では、物理学を超えた幅広い科学分野で宇宙線の 利用がなされてきており、宇宙線研究と宇宙線応用の科学との交流が宇宙線研究に 新しい領域を切り開くものとして期待されています。今回は、宇宙粒子線と線量を 中心としたテーマで研究会を開催いたします。 <招待講演> 粒子・重イオン輸送コードPHITS 仁井田幸治(RIST) 長時間気球による高エネルギー重一次宇宙線観測 市村雅一(弘前大) 空気シャワー観測による宇宙線化学組成研究 −Knee の解明を目指して − 柴田槇尾(横浜国大) 宇宙線を用いた巨大物体の非破壊検査技術 田中宏幸(東大地震研) 月の線量(レビュー) 長谷部信行(早大)  銀河宇宙線を中心とした月の線量 早津佳奈子(早大) 低地球軌道の線量計測 俵裕子(KEK) 宇宙放射線の電子機器への影響 秋山雅胤(USEF) 月探査機かぐや搭載の核ガンマ線分光観測 晴山慎(早大) 新しい固体飛跡検出器による月の超重核観測計画 小平聡(放医研) 2009年1月27日(火) 9:30-17:00 主として「第3回「地文台によるサイエンス」シンポジウム」 <主旨> 最近宇宙線が地球の気候に影響を及ぼすのではないかという考え方がある が、観測と数値シミュレーションによるこのような宇宙気候学の検証が どの程度進んでいるのかを議論する。 <招待講演> 銀河宇宙線と地球の気候 戎崎俊一(理研) スターバースト、全球凍結、ゲノム進化と全地球ダイナミクス       −宇宙が地球表層環境と生命進化を決める− 丸山茂徳(東工大) 生物進化と宇宙地球環境(仮題) 丸山茂徳(東工大) 宇宙線起源核種による過去の太陽活動と宇宙線変動 宮原ひろ子(東大宇宙線研) フォーブッシュ減少時の全球低層雲変動 片岡龍峰(理研) 霧箱による宇宙線飛跡生成過程の研究 村木綏(甲南大) 太陽研におけるエアロゾル計測装置の開発・応用とエイトケン粒子生成メカニズム 解明の実験に関する考察 松見豊(名大STE研) 観測によるエイトケン粒子の成長 柴田隆(名大環境学研) ライダーによるエアロゾル観測(仮題) 未定 宇宙ステーションからのライダーによる地球観測(仮題) 和田智之(理研) 海洋における植物プランクトンのシミュレーション(仮題) 山中康裕(北大) 雲とその群の高解像度大規模シミュレーション 坪木和久(名大地球水循環研究センター) 宇宙地球環境システムの連結階層モデリング 草野完也(地球シミュレータセンター 太陽フレア・コロナ質量放出の電磁流体シミュレーション 柴田一成(京大) 2009年1月28日(水) 9:30-15:00 主として「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」 <主旨> 最近の太陽活動は長期にわたって無黒点状態が続き、過去50年間で最長を 記録した。この間太陽風の構造にも従来見られなかった特徴が現われて おり、今後第24活動周期に予想される太陽圏の構造変化も、従来のものと 大いに異なる可能性が高い。今回はこの点に焦点を当て、IPSや高エネルギー 宇宙線観測によるグロ-バルな太陽圏構造について議論する。 <招待講演> 太陽地球間宇宙天気シミュレーション  片岡龍峰(理研) 現太陽活動期に見られる異常太陽風構造 徳丸宗利(名大STE研) Ooty実験による宇宙線モジュレーション観測                (GRAPES III 実験グループ) 太陽圏外縁部探査研究における新展開  中川広務(東北大理) ======================================