<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1248:2008年10月29日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> *******************************< 会 報 >******************************* CRC会員 各位 2008年10月29日 CRC実行委員長 梶野 文義    CRC事務局 神奈川大学 日比野欣也    hibino [at] n.kanagawa-u.ac.jp  「平成20年度 第2回CRC実行委員会 議事要録」を、お送り致します。   重要事項がありますので、お読み下さい。 ************< 平成20年度第2回 CRC実行委員会 議事要録 >*********** 日 時:2008年9月21日  17:55〜19:15 場 所:山形大学物理学会SG会場 参加者:(順不同、敬称略)梶野文義(委員長)、伊藤好孝、鳥居祥二、     瀧田正人、谷森達、宗像一起、鈴木敏一、松原豊(以上、実行委員)、     林田直明、日比野欣也(以上、事務局) 欠席者:寺澤敏夫、森正樹、大橋正健、さこ隆志、川村静児 1.事務局報告 (1) CRC活動 1) 8月21日、平成20年度第1回CRC実行委員会 2) 9月12日、平成20年度第1回CRC実行委員会議事要録配信 3) 9月19日、CRC連絡誌速報30号発行郵送 (31通) 4) 随 時、 CRC News No.1213〜No.1225 配信 (2) 入会希望者 ○芝田 達伸(しばた たつのぶ) (宇宙線研TA 研究員) 推薦者:福島正己、佐川宏行 (研究歴)2000年度から2年間スーパーカミオカンデ実験に参加、超純水の透過 率測定の研究に従事。2005年度よりテレスコープアレイ実験に参加、宇宙 線望遠鏡の較正用電子加速器の開発に従事。 日本物理学会発表3回、国際会議発表3回。 ○武多 昭道(たけた あきみち) (宇宙線研TA D3) 推薦者:福島正己、佐川宏行 (研究歴)TAの大気蛍光望遠鏡カメラの初段トリガーおよび読み出し用エレク トロニクスの開発。大気蛍光信号弁別用FPGAファームウェアの開発。 DAQプログラムの開発。また、地表検出器の信号処理用FPGAファーム ウェアの開発。地表検出器自律稼働用組み込みCPUプログラムおよびOS の開発。アレイのトリガーおよびDAQプログラムの開発を行って来た。 日本物理学会発表5回。国際会議発表2回。 ○川名 進吾(かわな しんご) (埼玉大理 D2 TA) 推薦者:福島正己、佐川宏行 (研究歴) 2005年、埼玉大学理工・博士前期課程入学。宇宙線物理研究室にて 高エネルギー宇宙線を研究テーマとする。テレスコープアレイ実験のコラボ      レーターとなり、大気蛍光望遠鏡のキャリブレーションをテーマとする。 2007年4月から同博士後期課程進学。引き続きキャリブレーションを担当して 現在に至る。日本物理学会発表3回。 ○木戸 英治(きど えいじ) (宇宙線研TA D2) 推薦者:福島正己、佐川宏行 (研究歴)テレスコープアレイ実験における大規模地表粒子検出器アレイの製作、 校正及びデータ収集システムの構築を主に行って来た。また、最近は 地表粒子検出器アレイによるエネルギー測定のための、空気シャワーのモン テカルロ・シミュレーションを手掛けている。日本物理学会発表5回。 ○奥田 剛司(おくだ たけし) (大阪市立大理 D2 TA) 推薦者:林 嘉夫、福島正己 (研究歴)学部4回生時から Telescope Array 実験に参加し,地表検出器の 開発に従事した。その後,前期博士課程,後期博士課程に進み,一貫して Telescope Array 実験に従事している。アメリカ・ユタ州へ4回生から の4年半に計9回行き,地表検出器の製作・展開・調整・観測を行った。 日本物理学会発表は2回。 ○池田 大輔(いけだ だいすけ) (宇宙線研TA D1) 推薦者:福島正己、佐川宏行 (研究歴) 学部4年の頃からTA実験に関わっており、主に大気蛍光望遠鏡(FD) の較正を行なっている。特に小型線形加速器(TA-LINAC)を用いたFDの絶対 エネルギー較正に取り組み、設計や建設、ビーム試験を行なった。現在は FDの系統誤差を求める事を目標に、FD較正をまとめている。 日本物理学会発表5回。 ○冨田 孝幸(とみた たかゆき) (山梨大 D1 TA) 推薦者:本田建、福島正己 (研究歴)学部4年からTAの地表検出器の建設に参加。太陽光発電実験の結果 で、山梨大の卒業論文を書いた。修士1年からは度々ユタへ行き、地表検 出器のアセンブリーや設置、通信用タワーの電源供給システムの建設等で 主要な働きをしながら、地表検出器への太陽光発電による電源供給につい て修士論文をまとめた。博士課程からは、中央レーザー装置による大気モニ ター観測を担当している。日本物理学会発表1回、日本機械学会発表1回。 ○谷本 奈穂(たにもと なほ) (宇宙線研ニュートリノセンター 特任研究員) 推薦者:梶田隆章、金行健治 (研究歴) 2005年まで岡山大学にてCDF実験に参加。 2005年、CDF実験にて Ph.Dを取得した。2005-2008年 Duke大学で、research associateとして Super Kamiokande実験、T2K実験に参加。2008年から宇宙線研にて Super Kamiokande実験、T2K実験に参加して研究をしている。 ○梶 裕志(かじ ひろし) (宇宙線研ニュートリノセンター 特任研究員) 推薦者:梶田隆章、金行健治 (研究歴) 2006年東京都立大学大学院博士課程修了。ZEUS実験においての電子 陽子深非弾性散乱荷電流反応の研究により理学博士を取得した。2008年3月 まで名古屋大学の特任研究員として、Belle実験においてタウ粒子のハドロ ン崩壊の研究を行っていた。現在、東京大学宇宙線研究所に特任研究員と して所属し、SK、T2K実験に参加している。 ◎研究歴などを審議の結果、上記9名のCRC入会が承認された。 2.宇宙線研究所将来計画ワーキンググループについて 所長への提案文書について、ICRRより文書の修正を求められた。修正すること として、正式な文書で再度提案することにする。また、今年度はこのワーキン ググループに専念して、別途何かアクションを起こすことは考えないことを再 確認した。 3.共同利用・共同研究拠点としてのサポート要請 名大STE研からもサポートレターを要請された。原案見本が来ているので、 これをベースに作成する。また、CRC総会において、宇宙線研とSTE研を共同 利用・共同研究拠点としてCRCから要請することを報告する。 4.次回物理学会のシンポジウムについて 重力波(特にクリオを中心に)のシンポジウムを行うと報告があった。 事前にCRC実行委員会と相談した上で、プログラム委員会に依頼したい。 5.学会プログラム編成に対する注文 いろいろな意見、考え方があるので統一見解は作れないこととなった。 意見があれば、プログラム委員に直接申し入れるという結論に至った。 6.その他 CRC総会の議長候補者:鈴木敏一 氏 ***************************************************************************** 以上 ======================================