<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1193:2008年 6月23日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ***********< 第22回「宇宙ニュートリノ」研究会(最終案内) >*********** 日時:2008年 6月 27日(金) 午前 10:30から17:00まで 場所:東京大学宇宙線研究所6階 大セミナー室 ==研究会までわずかとなりましたので、研究会最終案内をお送りします。== 5月の最終週にクライストチャーチ(ニュージーランド)において 「第23回ニュートリノ物理学・天体物理学会議」(Neutrino 2008)が 開かれました。偶数年に開かれ、この間の進歩を総括する当該分野で 最大規模の会議です。今回は Borexino、MiniBOONE、MINOS、 Super-Kamiokande、SNOなどの多数の実験グループから新しいデータの 報告がありました;SNOからは 3Heカウンターを使った第3フェーズの 観測結果が初めて発表されました。Borexinoからはアプデートされた 192日間の 7Beニュートリノの観測結果が、MiniBOONEからは低エネル ギー過剰の詳細な解析が、Super-Kamiokandeからは大気ニュートリノ の再解析の結果とSK-IIIの現状、MINOSからは荷電・中性カレントの新 しい結果が報告されました。 今回はこの国際会議での報告を核として「ニュートリノ物理の現在」 というタイトルの研究会を企画しました。高山で開催された Neutrino 1998で初めて報告されたニュートリノ振動発見から10 年を経た時点でニュートリノ物理の現在を検証し、将来を展望する ことには確かな意義があると思われます。また、この機会にデータを もとに取捨選択が進みつつあるニュートリノ質量模型の現状を大阪大 の小出さんにレビューしていただきます。       最新のプログラムは以下のようです。 10:30-11:20 Neutrino 2008 での大気ニュートリノと         加速器LBL実験結果報告のまとめ      谷本奈穂(ICRR) 11:20-12:10 Neutrino 2008 での太陽ニュートリノと         原子炉(theta_12)実験結果報告のまとめ  池田一得(ICRR) 12:10-13:20 昼食 13:20-14:10 ニュートリノ質量模型のレビュー      小出義夫(大阪大) 14:10-14:50 ダブルベータ崩壊実験のアップデート    小川 泉(大阪大) 14:50-15:10 休憩 15:10-16:00 Neutrino Telescope実験のアップデート   間瀬圭一(千葉大) 16:00-16:30 ニュートリノ相互作用データのアップデート 三塚 岳(ICRR) 16:30-17:00 Recent developments in neutrino-nucleus interactions Mohammad Sajjad Athar (Aligarh Muslim Univ./ICRR) (トークの一般公募は締め切りました。) また、最新の研究会の内容は http://www-rccn.icrr.u-tokyo.ac.jp/nu-meeting/nu-meet22.html にも掲載してあります。 --------------------------------------------- 旅費補助、交通、他:  参加費用: 無料 宇宙線研究所への交通・宿泊等について: 宇宙線研究所への交通は http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/traffic/tra_kashi.html 宿泊/旅費補助について: 今回の研究会について、旅費希望者の方については、宇宙線研究所の 研究員等旅費から支給します(院生でも可)。旅費補助および 東大柏キャンパスの共同利用宿舎での宿泊が必要な方は、 宇宙ニュートリノセンター秘書渡辺圭子さんまで申し込んで下さい。 申し込み先; keikow [at] icrr.u-tokyo.ac.jp お申込みの際、以下の項目についてお書き下さい。 旅費希望の有無: 旅費希望の場合 氏  名: 所属機関: 最寄り駅: 身  分: 旅行日程: 東大での銀行口座登録の有無: 共同利用宿舎宿泊希望の有無: (有の場合、申込用紙をemailにて添付ファイルでお送りします) 研究会世話人: ICRR宇宙ニュートリノセンター   梶田隆章 首都大   南方久和 新潟大   谷本盛光 ******************* ======================================