<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.1183:2008年 6月 6日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 宇宙線研支部 ************< 宇宙核物理連絡協議会への参加呼びかけ >************ 宇宙の創生、構造、進化を研究する学際領域に「宇宙核物理連絡評議会」が 発足したことをお知らせいたします。 ホームページを開設しました。 http://www.phys.konan-u.ac.jp/Ukakuren/ 宇宙の創生、構造、進化の研究は、宇宙物理、天体物理、素粒子物理、原子核 物理、惑星地球物理等の高度に専門的で総合的な学術文化活動です。国際会議 OMEG(2007年12月北海道大学)での意見交換会を経て、日本物理学会第53回年 次大会(2008年3月近畿大学)において宇宙核物理連絡協議会が発足しました。 伝統的な名称である“天体核物理”に代わって“宇宙核物理”を名乗ったのは、 中長期研究戦略を策定し、ボーダーレスの精神に基づき研究分野を再構築する ことによって、私達の研究を現代的な物理(contemporary physics)として生 まれ変わらせたいと強く願ったからです。また同時に、宇宙を研究する国際的 な学術コミュニティーの一員として、他の研究分野と学術的な友好関係を築き たいと願っております。 本会は、宇宙核物理学研究分野の中長期研究戦略の策定、現代物理学としての 分野の再構築、および当学際研究分野の発展のために、会員が協力していくこ とを目的としています。最初の活動として、宇宙核物理分野の中長期的研究戦 略の柱の1つとして期待される「FeからUまでの元素の起源の解明」をめざして 、シンポジウム「超新星爆発とrプロセス元素合成」を日本物理学会秋季大会 (山形大学:9月20日〜23日)で開催します。引き続いて、第1回研究戦略ワー クショップを理研で開催し(9月25,26日)、さらに、今年度中に第2回ワーク ショップを開催する予定です。これらの活動の詳細は順次、ホームページでお 知らせいたします。 以上の趣旨に賛同し宇宙核物理学の発展にご協力いただける皆様(研究者、 大学院生)のご参加をお待ちしております。会費はありません。ホームページ の「会員のご案内」から会員登録できますので、皆様、ご検討よろしくお願い いたします。 呼びかけ人一同 宇都宮弘章(甲南大学理工学部) 連絡協議会代表 hiro [at] center.konan-u.ac.jp (あいうえお順) 梶野敏貴(国立天文台)、加藤幾芳(北大理)、久保野茂(東大CNS)、 佐藤勝彦(東大理、数物宇宙機構)、嶋達志(阪大RCNP)、 野本憲一(東大理、数物宇宙機構)、宮武宇也 (KEK)、本林透(理研) ======================================