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カナリア高エネルギー宇宙物理観測研究施設が発足

チェレンコフ宇宙ガンマ線グループが主導し、日米欧の国際共同研究で進めるCTA(チェレンコフ・テレスコープ・アレイ)プロジェクトの拠点となる宇宙線研究所附属研究施設「カナリア高エネルギー宇宙物理観測研究施設」が4月1日、スペイン・カナリア諸島ラパルマに設置されました。

CTAプロジェクトは、日米欧を中心とした31ケ国・1400人以上の研究者からなる国際共同により、北・南半球の両サイトに、従来の10倍の感度と広い光子エネルギー領域を観測する次世代ガンマ線望遠鏡のアレイを運用するものです。日本は、北半球サイトのラパルマに世界最高感度の大口径望遠鏡(LST)4基を建設・運用し、宇宙初期から現在に至るまでの高エネルギー現象を高感度で観測することを計画しており、2018年10月に第1号基(LST-1)が完成、試験運転を開始しました。

これらの望遠鏡の管理運用及び観測の実施と、現地での人材雇用などを行うために活動主体となる施設の確保と現地法人の設立が必要で、同施設は1日、ラパルマにあるIAC(カナリア天体物理研究所)のCALP(ラパルマ宇宙物理センター)内に設置されました。

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