広報室
Public Relations


東京大学宇宙線研究所 「第1回メディア懇談会(2/19)開催」

 このたび、東京大学宇宙線研究所におきまして、弊研究所の最先端の研究をご紹介するメディア懇談会を下記のとおり計画いたしました。
 宇宙線研究所では、スーパーカミオカンデやテレスコープ・アレイ実験、KAGRAなどに代表されるように大型観測実験施設を多数運用しています。第1回の懇談会では、宇宙線研究所において現在遂行・検討されているプロジェクトの中からピックアップして、その現状や今後、科学的意義などをご紹介します。

日 時:平成27年2月19日(木)
17時00分~18時15分 研究紹介
18時15分~19時15分 懇談会
場 所:東京大学柏キャンパス(千葉県柏市柏の葉5−1−5)
    宇宙線研究所6階大セミナー室

プログラム
 

 16:30 受付開始(会場前)・ビデオ上映など
 17:00〜17:05 開催挨拶 ・・・・・・・・・・・・・・宇宙線研究所長 梶田 隆章
 17:05〜17:25 宇宙ニュートリノ研究部門 (質疑応答5分含)
スーパーカミオカンデ実験・・・・・・・・教授 中畑 雅行
 17:25〜17:50 高エネルギー宇宙線研究部門 (質疑応答5分含)
テレスコープ・アレイ実験・・・・・・・准教授 佐川 宏行
CTA・・・・・・・・・・・・・・・・・教授 手嶋 政廣
 17:50〜18:15 宇宙基礎物理学研究部門 (質疑応答5分含)
KAGRA・・・・・・・・・・・・・・・教授 川村 静児
観測的宇宙論・・・・・・・・・・・・・准教授 大内 正己
 18:15〜19:15 懇談会
  ※ 会費500円を当日受付にて徴収させていただきます。

概 要
 

【スーパーカミオカンデ】ニュートリノ研究で世界をリードする
ニュートリノ研究で世界をリードしてきたスーパーカミオカンデ実験(岐阜県飛騨市神岡町)がこれまでに解明したニュートリノの性質、これから推進していく最先端のニュートリノ振動研究、超新星ニュートリノ観測についてご紹介します。
 [展示・メディア] スーパーカミオカンデ模型・光電子増倍管・紹介ビデオ
 [参考リンク] 2013.07.19: 【プレスリリース】T2K 実験、電子型ニュートリノ出現現象の存在を明らかに!


【テレスコープ・アレイ】最高エネルギー宇宙線で探る超銀河宇宙
最高エネルギー宇宙線による天文学に挑むテレスコープ・アレイ実験(米国ユタ州)は、面積700平方キロメートルにおよぶ地表に立ち並ぶ宇宙線望遠鏡で、昨年には宇宙線到来方向の異方性を世界初の精度で捉え、宇宙線天文学時代への道を切り拓きました。今後の精査観測による展開に大きな期待がよせられています。
 [展示・メディア] 地表粒子検出器・光センサー較正装置・紹介ビデオ
 [参考リンク] 2014.07.08:【記者会見】「宇宙の最高エネルギー粒子生成源へ手がかり」
―最高エネルギー宇宙線のホットスポットの兆候―
※ ご希望の方に、懇談会にて研究室をご案内します。

【CTA】宇宙物理・天文学のエネルギーフロンティア
謎につつまれた超高エネルギー現象や巨大ブラックホールの正体、銀河中心暗黒物質の探索を行うため、宇宙から到来するテラ電子ボルトという高エネルギーガンマ線の全天観測をめざす国際宇宙ガンマ線望遠鏡チェレンコフ・テレスコープ・アレイ(CTA)計画が進行中です。その中核を担う日本が担当する大口径望遠鏡の開発の現状や、テラ電子ボルト天文学へと向かうガンマ線観測の最新の発見についてご紹介します。
 [展示・メディア] チェレンコフ光デモ・CG/天体画像・紹介ビデオ
 [参考リンク] 2014.11.10: 【プレスリリース】超巨大ブラックホールが放つ稲妻
※ ご希望の方に、懇談会にて望遠鏡組み立て室、分割鏡検査装置をご案内します。

【KAGRA】大型地下干渉計で捉える重力波
アインシュタインの相対性理論の予言のうち唯一未だ直接観測されていない現象である重力波を検出するため、全長6キロメートルの大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)を岐阜県飛騨市神岡町の池の山地下に建設中です。今年末の初期状態での動作、そして2017年度にはKAGRAの特徴である極低温鏡を使った超高感度観測を予定しており、完成すれば人類がこれまでに見ることのできなかったまったく新しい宇宙の姿が明らかになることが期待されます。
 [展示・メディア] レーザー干渉計展示・トンネル内部の映像・紹介ビデオ
 [参考リンク] 2014.07.04: 【記者会見及び見学会】「大型低温重力波望遠鏡・KAGRAのトンネル完成」
※ ご希望の方に、懇談会にて地下実験室、第2総合研究棟実験室をご案内します。

【観測的宇宙論】宇宙の果てに挑む
すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡、ALMA望遠鏡などの大望遠鏡を駆使して宇宙の果てを調べ、ビッグバンから間もない宇宙の夜明けを研究しています。現在特に注目している研究対象の一つとして、宇宙を満たすミリ波の謎があります。COBE衛星の観測などで知られるようになったこのミリ波が何によって作られるのかは大きな謎でしたが、最新鋭ALMA望遠鏡の高感度かつ高空間分解能を生かした観測によってこの正体を明らかにしつつあります。また、宇宙最遠銀河団の探査など最新の研究についてもご紹介します。
 [参考リンク] 2014.11.19: 【プレスリリース】すばる望遠鏡の限界に挑んだ最遠方銀河探査 ― 宇宙初期に突然現れた銀河を発見

プレス使用のための画像はまとめてこちらからダウンロードいただけます。

問い合せ
 

東京大学宇宙線研究所 広報担当 林田
 TEL: 04-7136-5148 
 FAX:04-7136-3115
 Email: misato@icrr.u-tokyo.ac.jp